プレッシャー克服法
プレッシャーに耐えられないときどうしてる?みんなスプレッシャー克服法を紹介します。

克服 犬!

2013/05/30

犬が苦手です。

べたなんですが、きっかけは犬に噛まれた経験です。小さい頃に祖父母の家に遊びにいったときに、祖父母の飼っていた犬に噛まれたんです。子犬だったので、今から考えれば大したことでもないのですが、当時は痛くて痛くて泣き叫んだことを覚えています。それからというもの、犬が苦手になりました。

おそらく犬の方も自分が嫌いな人間のにおいが分かるようで、よくほえられたり、やはり噛まれたりと、もう負のスパイラル。こんな状況でいったいどうやって犬を好きに慣れというのだろう。今まで私に犬の素晴らしさをコンコンと説いてきた多くの愛犬家にそう訴えたい。

ただ、小さい頃はいざ知らず、大人になっても犬に近付けないというのは情けないしかっこ悪い。そう気付いたのは高校生の頃です。それから、何かにつけて犬を克服しようと試行錯誤してきました。犬を飼っている友人にアドバイスをもらったり、文献で犬について調べたり。犬が嫌いなくせに、その辺の人より犬の生態に詳しいのも皮肉なものです。

最終的に行きついた答えが、"気合い"と"根性"!ええ、気合いと根性です。精神論なんて馬鹿らしい。いやいや、これは恐怖を克服するためには重要なことです。方法論としては、まず犬への恐怖感との対価を考えるわけです。私の場合だと、"恥をかきたくない"ということ。まさか女の子の前で犬から逃げるわけにはいかないじゃないですか。だったら近づくしかない。触るしかないわけです。目的があるから実行できる。克服した後の対価が用意されているから実行できるわけなんです。

おそらく、犬以外のものでも応用はきくはずです、というのは無責任でしょうか。高所恐怖症にしても閉所恐怖症にしても、またはそれ以外の○×恐怖症なんてものは、実際そうじゃない人間にとってはまゆつば物のように思えるので、絶対に効果的とは言いませんが、何かを克服したい人は恐怖の先にある対価を目的として想像してみてください。

ライタープロフィール

横浜ホームズさん/男性/年齢:30代/横浜在住、福岡から横浜に来てはや10数年。もはや博多っ子と浜っ子の境を見失う30男。美しいものが好き。だけど醜いものはもっと好き。人生、味がある方がいいよね。