私の生きるとは
生きるとは?…生きることについて、みんなの思いを紹介します。

曇った日でも空には太陽がある

2012/11/15

どんな人も「幸せになりたい」「幸せでありたい」と願って生きていると思います。

じゃあ、どんな人が、どんな状態が幸せなのでしょう。

生きているといいことばかりではありませんよね。

時に自分が小さくてつまらない価値のない人間のような気がする時もあるし、他の人は何の不自由もなく幸せに生きているのに、自分だけが苦労ばかりしているような気がしたり、悩みや苦労が一生続いて何の希望も見出せない時があったり。

そんな時は自分が世界で一番不幸な人間のような気持ちになったりするもんです。

でも私はどんな人の人生にも悩みや苦難のない人生はないと思っています。だから幸せは苦難に負けない人が最後に手に入れるものだと信じています。苦難を一つ乗り越えたらまた強い自分になれると信じています。そして、悩んでいる人がいれば励まして少しでもその人の力になれたら自分もまた元気になれます。

私の大好きな小説「赤毛のアン」の作者、モンゴメリがこう語っています。

―どんな人の人生にも憂鬱と落胆の日々があるのだろう。そんなとき、人生の何もかもがつまらなく思えるのだ。晴れ渡った日にも雲はある。けれど、いつでも空に太陽があるということを忘れてはいけない―

どんな人も苦難を乗り越える力を持っている。もちろん私の中にもあると信じて生きています。太陽のない曇りがないように、朝が来ない日がないように、春の来ない冬はないように必ず乗り越えていけます。そして、真摯に自分の人生に向き合い、周りを大切に生きていった人だけが幸せに亡くなっていけると思います。

「終わりよければ全てよし」。でもその終わりを手に入れるために日々を前向きに生きていかなければいけないのです。

人間、生きたようにしか死ねない、と思います。惜しまれて亡くなりたいですもんです。老人ホームに一人入って、家族が誰も会いに来てくれないような、そんな人生の最後は迎えたくないな、と思います(少し気が早いでしょうか?)

ライタープロフィール

はなオンマさん/女性/年齢:30代/中国北京在住/中国在住9年目、夫は韓国人で2人の子供の育児中。もはや自分が何人か分からなくなってきている今日この頃。楽しくなれる記事を書いていきたいです。