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海外に持参するおすすめ「語学」グッズ
2011/05/13
アートな空間 旅客ターミナル4階
キャニオン
世界の空港を訪れると、それぞれの空港によってまったく違います。何が違うかというと、言語や雰囲気はもちろん、空港の建造物に注目するとなかなかおもしろい。ヨーロッパだととてもおしゃれだったり、アジアだと近代的な建物が多かったり。また、アメリカや中国で、とても古くて老朽化している空港を経験したこともあります。
日本で空港というと、以前までどこも同じような感じだったかもしれません。しかし最近だと、羽田空港の国際化や中部国際空港など、魅力的な空港が続々とメディアで紹介されています。
その中で、関西国際空港も負けてはいません。しかも、世界の芸術家も注目するアートな空間として作られたことをご存じでしょうか。
世界で初めての本格的な海上空港として建設されて1994年にオープンした関空の旅客ターミナルは、実は世界的な建築家であるイタリアのレンゾ・ピアノ氏の手によるもの。パナマ運河やゴールデンゲートブリッジに並ぶ「20世紀の10大プロジェクト」に選ばれているほどです。
まず、4階にある国際線出発ロビーの天井に注目。ステンレス屋根とそれを支える鉄骨トラス、テフロン製の真っ白な帆、青く塗られた吹き出し口などどれをとってもピアノ氏の"建築美"が楽しめます。もちろん、旅客ターミナルを外観から見てもとても迫力があるのがわかるはず。
そして、4階から1階までの吹き抜け部分も見事。「キャニオン」と呼ばれていますが、まるで渓谷の森の中にいるような空間です。天井からの自然採光で明るく、エレメントごとに異なるパステルカラーに彩色された柱などがなかなかおもしろい。エレベーターやエスカレーターなどの配置も見事で、世界に誇るアートにあふれたスペースだというのがよくわかります。
普段、なにげなく使ってきた関空は、実はアートの宝庫。ちょっと早く空港に到着してチェックインしてから旅客ターミナル内を散歩してみると、そんなアートな空間にきっと出会うはず。関空アートめぐり、おすすめです。
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。