みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

中国本土と香港で感じた「違い」

2011/05/11

1997年、香港は中国に返還されて改めて中国の領土になったわけですが、特別な措置によって香港はイギリス領だった時代とそのままのルールがまた残っていることが多いようです。中国本土と香港の両方に行ってわかったことがけっこうあるような気がします。

まず香港は、日本の感覚と比較的近いと思います。トイレはどこでも比較的きれいですし、サービスもそれほど悪くありません。公共機関も、地下鉄やバスなどでも英語が通じますし、けっこうきれいなイメージがあります。夜歩いても、場所によってはそれほど危険を感じませんし、治安もいいと思います。

一方、中国本土はというと、きれいな場所もあればまだ「いかにも中国」という部分もかなり残っていて、所得格差の大きな違いを旅行者でも感じます。そして世界中で公用語となりつつある英語は都心部でもほぼ通じません。クレジットカードも「VISA」などが使えないところが多く、サービス精神は一切なし。ルールはあってないようなもので、身勝手な中国人がたくさん目につき、道路に信号があっても一切無視。車でも無視するのだから大変、でも「事故した者が悪い」という感覚です。

中国本土の場合、治安面でもかなり注意が必要かと思います。急激な発展に伴って、格差が広がってきているのが治安悪化につながっているようです。

たとえば、中国をよく行き来する知り合いは、中国人に携帯電話を貸したまま戻ってこなかったことは一度ではないと言っていました。しかも、充電器も一緒に。なぜかというと、貸した携帯電話を「失くした」と平気で言い、売り飛ばしているわけです。証拠がない限り、責めることはできませんが、商売相手でも平気でやるところが日本人とは大きく違います。

そんな犯罪まがいスレスレのことも平気な中国人ですが、アメリカやなどと決定的に違うところがあります。国が社会主義国家なので、一般人が「銃」を持っていないことです。持っていたら公安に引っ張って行かれます。これはある意味「安全」と言えるかもしれませんね。

旅行時期:1999年1月

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。