台湾旅行記
「台湾は美女が多い?」「親日家の多い台湾」「臭豆腐初体験!」「新幹線の旅」「台湾の温泉」などを紹介します。

意外と美味しい?臭豆腐初体験!

2013/06/28

台湾を旅行したら、ぜひ話のネタとして試してほしいのが「臭豆腐」です。 納豆より強烈なこの食べ物は、台湾を訪れる観光客が挑戦しては敗北する究極のローカル・フードです。台湾の夜市(ナイトマーケット)を歩いていると、鼻をさす匂いが5m先くらいから漂ってくるので、臭豆腐の屋台をわざわざ探す必要はありません。臭ったらそれが臭豆腐です。

臭豆腐は元々中国本土で食べられていましたが、戦後になり外省人が台湾に持ち込んで、それが定着したようです。今や「台湾の夜市といったら臭豆腐」と言って良いくらいの定番の人気フードなんです。

臭豆腐の「臭」の原因、それは納豆菌と酪酸菌で発酵された漬け汁です。その汁を豆腐につけて一晩寝かせます。発酵汁の臭いが十分に移った豆腐は一言で言ってしまえば「強烈」です。屋台に臭豆腐の露店を出すのは許可が要るほど。台北市民も臭豆腐の存在を恐れ、警戒している。それくらい強烈な匂いの食べ物なのです。臭豆腐を拒絶する人もいますが、人によってはこの匂いに食欲をそそられるようです。

台湾人はよく臭豆腐を食べるのかというと、そうでもないようです。地元民でも臭豆腐を毛嫌いする人も結構いるようです。若い女性などは臭豆腐をあまり好まず、酒飲みのおじさんが酒のつまみに食べるのではないかな...と思います。なんたってその悪臭は100年の恋も覚めそうなほどですから。

私は台北のナイトマーケットの屋台で揚げた臭豆腐を食べました。私の個人的な感想としては、「臭豆腐はあり」でした。味も良く、厚揚げのようで香ばしく美味しかったです。ただし、食べた後はしばらく匂いがとれないので注意が必要です。人と話す時は相手の事を気遣い、至近距離でしゃべらないようにしましょう。

臭豆腐は調理方法にもバリエーションがあるようです。その中でも揚げた臭豆腐はポピュラーです。私もこれには満足できましたよ。台湾旅行の際には、独特で癖になる臭豆腐をぜひお試し下さい。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。