みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

フランス/ユッケはヨーロッパで食べれます

2013/02/13

フランスではなんとなま肉を食べるんですよ。「タルタルステーキ」と呼ばれるヨーロッパの郷土料理があります。ヨーロッパでなま肉を食べるなんて意外ですよね。

このステーキ「ステーキ」とはいってもジューシーにお肉を焼き上げるわけではありません。タマネギ、ニンニク、卵、牛ミンチを塩コショウとオリーブオイルでまぜ、生でいただきます。混ぜ合わせた後に、パンにのせて食べるのですが、これがユッケみたいで美味しいんです。タルタルステーキはドイツやポーランドでも地元のレストランで見かけます。ユッケが恋しい日本人にはタルタルステーキはたまらないのではないでしょうか。

私はこれをポーランドのローカルなレストランではじめていただいたのですが「醤油などをかけてユッケ風にして食べたい..」「ユッケみたい...」と思いました。生肉なので地元民も頻繁には食べないようですが、日本人はタルタルステーキにハマるかもしれません。

タルタルステーキの起源は「モンゴル」か「ヨーロッパ」か定かではないようです。しかしモンゴル帝国の遊牧民をタタール人と呼んでいたことから、発祥はモンゴルであるという意見が有力なようです。

世界には見た事もないような独創的な料理もありますが、母国料理になぜか似ているものを海外で見かけることもあります。国同士の歴史的な関係性が見え隠れして面白いものです。「料理で知る歴史」です。

「タルタルステーキを食べよう」と意気込んでいるなら、タルタルステーキの評判がいい店をリサーチしましょう。お肉は生でいただくので新鮮でなくてはなりません。味が落ちていたり、最悪食中毒になる可能性があります。旅行中に病院のお世話になりたくありませんよね。

タルタルステーキはユッケ好きの日本人にはうけると思います。ヨーロッパ旅行の際にはぜひタルタルステーキを試してみてください。せっかくのなま肉を食べれるチャンスです。おつまみとしてお酒にも合いますよ。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。