みんなの五つ星旅行記: なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

フランス／ロワールの古城巡り

2013/02/11

ロワールの古城巡り

ヨーロッパ旅行では、教会やお城など歴史的な建造物を訪ねましょう。ヨーロッパでは戦争のダメージを逃れた古い建物が今でも大切に残されいています。日本の建物とは違った美しさがあり、同じヨーロッパでも国や建てられた時代によって、その建築様式が異なります。その違いを歴史的背景と照らし合わせながら、ひとつひとつ見ていくのも面白いんです。世界史で習ったものを実際に見ると、歴史に対してもっと興味が湧きます。

フランスではパリ市内から少し足を伸ばせば、美しい古城に出会えます。市内観光を慌ただしくするだけではなく、時間に余裕があるのならパリの雑踏を離れ、数日間郊外でのんびりと過ごしましょう。世界遺産を巡る旅には感動があります。

その一部が世界遺産に認定されているロワール渓谷には、数々の美しい古城が残されています。フランスの世界遺産といったらなんといっても「モンサンミッシェル」ですが、ロワール渓谷でも古くて美しいヨーロッパの建造物を堪能することができます。ロワールは以前、政治的にも重要な場所でした。

ロワール古城巡りの拠点となる街、トウール（Tours）へは、パリから直通電車を利用すれば約一時間で到着します。しかし、そこから各城へのアクセスが難しいんです。古城は一カ所に集中してはいないので、移動に時間がかかります。電車が近くに通っていないお城もあるので、どのお城に行くか目星をつけたら、アクセス方法を確認しておきましょう。

トウールに到着したらレンタカーを借りるか、トウール発の「ロワール古城巡りツアー」に参加するといいでしょう。ツアーは午前・午後発の半日ツアーが用意されていて、重要な古城2～3カ所に連れて行ってくれます。ツアーは効率よくお城を巡回できます。

ロワール川流域は広々していて自然も豊かです。西フランスの田園風景の中で、凛々しくそびえ立つ世界遺産のお城を見つけに行きましょう。パリとはまた違った出会いがあります。

ライタープロフィール

MIKIさん／女性／年齢：20代／ベルリン在住／海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。