オーストラリアでサーフィン
オーストラシア海はやさしくもあり、厳しくもある。女性サーファーの体験記

突然のサイレン警報、サメ出現?!

2010/08/17

サーフィン

水着姿でサーフボードを片手にトコトコ小走りで海へ向かう人を見てかっこいい〜っと思ったのがきっかけで始めたサーフィン。サーファーである私の先輩も言っていましたが、彼もサーフィンを始めたきっかけは女の子にモテたかったっと言う理由からだそうで、案外そういったきっかけからはじめられる人も多いのではないかと思います。

まずはビーチの砂浜の上にボードを置いて、体を乗せてパドリングの練習からはじめるが、何だ〜簡単じゃ〜ん!っと実際に海に入ってみると思った以上に難しい。何せ、ボードに体を乗せようとするが、グラグラしてひっくり返ってしまってボードの上に体が乗らず、パドリングどころではない。ボードの中心と体の中心を合わせろ!そして足は開くな!っと先輩から強くお叱りを受けるが、これだけのことが全くできないのでいるから情けない。水面はキレイに平らになることはまずないので、水が揺らいでいる中どのように体を乗っけろというのか・・・

ようやくボードに乗れたかと思うと今度は波に押され全く前に進まないでいる。しまいには、岸辺で遊んでいる子供達に笑われてしまった。サーフィンがこんなに難しいとは思ってもみなかった・・・他のサーファーのパドリングの様子を見ていると、簡単にスイスイ漕いでいつの間にやら沖に出ているし、とにかく前に前にと進んでいかなければ一生波には乗れない。

次に先輩から教えていただいたのは、ドルフィンという技である。波にいつまでも押されていてはいつまでたっても沖には出られないので、波が来た時にボードごと体と一緒に波の下を潜り抜けるという今の私にはとてつもなく難しい技。ボードを下に下にグイグイ押し付けながら波の下を通ろうとするがタイミングが合わず何度も何度も波に押されてしまい、もうサーフィンなんか・・・(やめたい)と思っていたら、誰でも最初は初心者なんだから、慣れるまで頑張るしかないっと先輩に言われました。とにかくドルフィンだけはできるようにと、字のごとくイルカになりきってドルフィンの練習に明け暮れていたのですが、そんな時「ウ〜ウ〜」とサイレン警報が!何でもサメが近くにいるとかいないとか・・・ボードを片手にすぐ海から飛び出したのは言うまでもありません。

始めた期間:2000年10月
サーフィン歴:5年以上
サーフィン手段:自宅から歩いてすぐビーチ

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」