オーストラリアでサーフィン
オーストラシア海はやさしくもあり、厳しくもある。女性サーファーの体験記

サーフィンをはじめたきっかけは…

2014/00/00

サーフィン

オーストラリア(シドニー)に住みはじめて数年経った頃、ビーチの近くに引越しをすることにしました。オーストラリアの海はそりゃ〜もうキレイで、ただぼんやりと眺めているだけで、幸せな気持ちになります。毎朝、夕方になるとビーチまで散歩をし、週末はビーチ沿いにあるカフェでブランチ♪っと日本ではできないような優雅な生活を過ごしていたのですが、ある日、カフェの前を水着姿でサーフボード片手に、トコトコ小走りに海に向かっていく人を見かけ、その姿があまりにもかっこよく眼に映り、それが私がサーフィンを始めたきっかけとなったのです。

かっこいいな〜1回でいいからあれやってみたいな〜なんて思いながら目で追っかけていたのですが、そっか!!そうだ!!私もやろう!!せっかく海の近くに住んでいるんだし!ただぼんやりと眺めていればいいものを・・・好奇心旺盛で欲張りな私は、水着姿で片手にサーフボート、そしてトコトコ小走りをどうしてもしたくなりサーフィンを始めることを決意しました。(私の場合何かをはじめるきっかけというのはだいたいこんなものです)

波乗りをあまく見ていたわけではないのですが、毎日近所にあるジムに通ってプールで泳いでいたし、海でも波に乗って人体サーフィン(ボディーサーフィンとも言う。ボードなしで波にのることもできるんですよ)やってたし、ボディーボードも何回かやったことがあるし、何とかなるだろうっとまずは、友人であるサーファー歴8年という先輩(年下ですが)に教えてもらうことにしました。

サーフィンに関しては、全くの初心者で、ドが付くほど素人である私。「じゃ〜まずはパドリングからなんだけど・・・」っと、砂浜の上にボードを置いてレクチャーしてくれているが、「パ、パドリングってなに?」っと聞く私に、鳩が豆鉄砲くらったような顔をする先輩。「P・A・D・D・L・Eのパドリングだよ!」っと両手で交互に水をかく動作をして教えてくれるが、「なんだ、クロールすればいいのね」っと私。先が思いやられるっとぼそっとつぶやく先輩をヨソに、早くトコトコを・・・っと期待を膨らます私でありました。この先恐ろしいことが待っているとは知らずに・・・

始めた期間:2000年10月
サーフィン歴:5年以上
サーフィン手段:自宅から歩いてすぐビーチ

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」