香港ってどんな所？: 中国在住のLiccaさんが驚きの香港を紹介します。

香港は人を享楽的にさせる場所

2011/01/14

昼間見る香港の独特な街並み

予約しておいたホテル(メトロパークホテル）に行こうと地図を片手に2階建てバスに乗り込んだ。当然ながらタクシーで行けば、早く、簡単に着くのですが、地図で見る限りそんなに遠くなさそうだし、地元の人に尋ねながら、現地の公共の乗り物にのったり、いろいろさ迷ってみるのも旅の楽しさの一つであり、さまざまな発見をすることもできます。

何と言っても、香港はもともとイギリスの領土であったことから、英語がほとんど通じるので嬉しい限り。そして、香港人はびっくりすくらい親切なんです。バスに乗って地図を広げて目で追っていると、「どこに行きたいの？」っと、隣に座っているおじさんが尋ねてきた。「ここのホテルまで・・」っと、地図を指さすと、あと5つ先で降りて、左に向かって歩くとホテルがあると教えてくれた。

それだけではなく、それを聞いていたお隣のおばちゃんや、前の座席に座っていたおばあちゃん、立っている女性の人まで、みんなが、降りてとにかく左側に歩いたら大きなホテルが見えてくるからとか、この辺一帯は繁華街だからどの道も似通っているから迷子にならないようにとか、みなさん本当に親切すぎるくらい親切！すぐお隣の中国では、英語は通じないだけではなく、場所を聞くとアゴを使って、あっち、こっち、そっち、っとデタラメの場所を教えられるというのに・・・

いや～バスを降りて驚いたのは、本当にそこにホテルがあったのと、繁華街の街並みがどこも本当に似通っていること、そして、私がいる場所が実は香港ではなく、九龍だったこと。いつの間にって感じなのですが、香港と言っても、ビクトリア湾を挟んで南側にある香港島と、その真向かい側にある九龍、そして九龍と隣接している新界と大きく3つの区域に分かれています。

香港は中国とは違って歴史がある観光地を見て周る所というよりも、美味しいものを食べたり、ショッピングをしたり、マッサージをしたり、100万ドルの夜景とも言われている美しい夜景をみたりと、思うのままに快楽を味わうことができ、楽しさがいっぱい詰まった場所です。

ライタープロフィール

Liccaさん／女性／年齢：30代／現在は中国在住／ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その２年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球！いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉：「出合いのよろこび」