- 香港ってどんな所?
- 中国在住のLiccaさんが驚きの香港を紹介します。
今だに壁(国境)がある中国と香港
2011/01/14
2階建てバスと2階建てトラム
中国は広東省の南東側に香港(ホンコン)がある。
みなさんもご存知の通り、香港は、1997年7月1日にイギリスから中国へと主権が返還されて、中華人民共和国香港特別行政区となったわけですが、返還された後も、今だに香港と中国との間には境界(国境)が存在しています。
私の場合は、広州に住んでいるので、広州からバスでよく香港まで行くのですが、まず広州から中国と香港の陸路国境がある深センまでバスで行き(約2時間)、中国側(深セン)で出国手続きを済ませて数分歩くと、そこには、香港側への入国手続きを行うイミグレーションがあり、歩いて国境を渡ることができます。
広州からだと、香港へは日帰りも可能で、中国を出国し、香港に入国、そして帰る時も、香港を出国し、中国に入国と1日で4つの出入国許可のスタンプがパスポートに押されるわけで、しょっちゅう香港に渡っている私のパスポートの査証の欄は、あっという間に埋め尽くされてしまい、査証のページを増補したくらいです。
他にも、中国から香港へ入国するルートは、飛行機、鉄道、フェリーなどがありますが、週末や、祝日、大型連休の際は非常に混雑し、特にバスでの出入境審査は、1時間以上時間がかかってしまう場合もありますので、時間に余裕を持って行かれるようにしてください。(中国人の割り込みに要注意!)
中国との国境を越えての香港は、昔イギリスの植民地だったからか、アジアと西洋風の雰囲気が混じっているような独特な雰囲気が漂っている。
そして、空気も良ければ、空が青〜い!
つい先ほどまでいた広州の街並みとはえらい大違いである。
2階建てバスやこれまた2階建てトラムが街の中を往来している風景を見ると、ここはまさに香港!であり、横断歩道で信号が青になるまで待っている姿は、是非中国本土の方々に見習っていただきたい。中国と香港の間には今でも壁(国境)があるが、それは、中国人と香港人との違いを明らかにしている壁でもあるように私は感じました。
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Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」