地方紙の連載体験記
「地方紙の連載で大変だったこと」「失敗談」「どのようなペースで書いたのか?」など地方紙の連載体験記を紹介します。

これから地方紙の連載を目指す人へのアドバイス

2012/02/13

文章を書くことが好きな人にとっては、自分が書いた文章が何かに掲載されることほど嬉しいことはありません。しかしそれはなかなか難しく、そう簡単には実現しません。

しかしだからといって、書くだけで何もしないのでは何かが起こる筈もありません。書いたら何処かへ送る、そういう癖をつけることが大事です。送ることぐらい簡単な作業だと思われるかもしれませんが、書いたものを新聞社や出版社へ送付することはなかなか勇気のいることです。こんなものを送っても駄目だ…という気持ちがどこかにあると、どうしても送ることを躊躇ってしまいます。

確かに何でもかんでも送ればいいというものでもありません。しかし送らなければ何も始まりません。新聞社や出版社の担当者と同じレベルで文章を客観的に読む力があるというのなら、送る必要はありません。しかしそんな力量がある筈もないのですから、まずは書きあげた文章を出来る限り推敲して送るようにしましょう。

プロの担当者というものは、様々な視点から文章を読み込みます。独り善がりでその文章の善し悪しを決めることは避けて、プロの判断を仰ぎましょう。

新聞社や出版社の担当者に自分の良いところを見つけて貰ったからこそ今の自分がある、というプロの書き手の方もいらっしゃいます。自分では小説を書くことが好きで小説家になりたいと思っていても、その文章はコラムに向いているという場合もあります。

一口に文章を書くといっても様々なジャンルがあるのですから、色んな文章に挑戦して自分が何に向いているのかを見極めることが大切です。小説ばかり書いていた人が、詩の公募で大賞を受賞したという例もあります。自分で自分を決めつけてしまわないことです。

公募は毎日のように開催されています。大切なことは毎日書く、ということです。不思議なことですが、毎日文章を書き続けていると自然と文字が湧き上がってくるようになります。紙上で募集されている投稿欄を幾つか決めて、毎月欠かさずに投稿しましょう。

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ライタープロフィール

キイチロウ/男性/50代/福井県在住/ごく普通の仕事をしていて、ごく普通の考え方をする、ごく普通の趣味を持った、ごく普通の外見の人間です。ただ他の人よりも少しだけ、人間ウォッチングに優れていると自分では思っています。