フィリピンで一番暮らしやすい島
長期滞在者とリタイアメントにとって、暮らしやすいエリア、フィリピン ネグロス島を紹介します。

ネグロス島の州都ドマゲッティのお勧めスポット

2012/09/28

ネグロス島の州都ドマゲッティには、庶民的な観光スポットやお勧めスポット、そしてダイブスポットがあります。庶民的な観光スポットで一番のお勧めは、湾岸通りにあるボリーバードです。フェリーポートから500メートル以上に渡る長い海岸沿いに、美しい芝生と大きな菩提樹、そして安らげるベンチが設置されています。

朝方は、ピンク色の朝焼けと共にジョギングをする、欧米人とネイティブの姿を見る事ができます。昼間のランチタイムには、様々なレストランが店を開き、フィリピンとは思えないくらい多くの外国人で賑わっています。

スイス料理で美味しくボリュームたっぷりの「WHY・NOT」スイスから食材を直送しメニューが豊富です。分厚いミディアムレアのステーキを日本の半額で頂く事もできます。

日本料理が味わえる「若木」は、すき焼き、てんぷら、寿司、うどん、そば、ラーメン、丼物、うなぎの蒲焼などがあります。日本人よりも欧米人や韓国人で賑わっています。

韓国料理店では、定番のビビンバやユッケ、ブルコギ、そして白濁酒のマッカリを頂く事もできます。こちらは韓国人よりもネイティブや日本人で賑わっているから不思議です。

何れの店にもテラスがあり、テーブルでコーヒーやビールを飲んでいると、学生達が話しかけてきます。一日中いる欧米人も多く、私はボリーバードで多くの外国人と知り合いになりました。

夕方は街灯に明かりが燈り、菩提樹にデコレーションされたイルミネーションが輝きます。潮風に吹かれながら、沈み行く夕日とポッカリ浮かぶ蒼い月を眺めるのも一興です。

日が暮れる前から、フェリーポート沿いに「TENPURA」という出店が数十件建ち並びます。日本の天ぷらではなく、白身魚のすり身を細長くし竹串で刺し油で揚げる「TENPURA」です。ひと串10ペソ(20円)で甘いタレと激辛のタレがあります。

TENPURAの店には、フィリピン名物の「バロット」が置いてあります。バロットはアヒルの卵を茹でた食べ物ですが、受精卵で羽の生えかかった胎児のゆで卵です。フィリピンでは強精剤や活力剤としての効果が有るようで、子供から大人まで美味しそうにボリボリ食べています。

ボリバードでは、道路を封鎖して広大なイベント会場になる事が月に何度もあります。ドマゲッティの有名店が出店し、即席のフリーマーケットが店を広げ、フィリピンでは贅沢な花火が打ち上げられます。

フィリピンの有名歌手やバンドが大音響で演奏し、子供も大人も道に溢れて巨大な星空ディスコと化していきます。しかも、朝方3時頃まで続くのです。

眠くなれば芝生に寝転び、目が醒めれば飲んで食べて踊りだす、宵越しのお金を持たないドマゲッティ気質の楽しみ方です。

関連記事
ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。