- フィリピンで一番暮らしやすい島
- 長期滞在者とリタイアメントにとって、暮らしやすいエリア、フィリピン ネグロス島を紹介します。
ネグロス島の州都ドマゲッテイは物価が安い
2012/09/24
ネグロス島の州都ドマゲッテイは、学園都市としての経済圏を確立している為に物価が安いのです。決して裕福な学生ばかりではない為に、物価に対する監視と物流に尽力を注いでいます。
大学生の生活費を調べたところ、地元以外からきているフィリピン人の学生は、仕送りが平均2000ペソ(4000円)です。ボーディングハウスと呼ばれる普通の家の一部屋を月額500ペソで借りています。
残りの1500ペソを全て食費に回しても、1日50ペソ(100円)しかありません。育ち盛りの学生にとっては厳しい金額ですが、仕送りをする両親にとって月収の半分を占めてしまう大金なのです。
仲間数人と一緒に食事をしますが、一人一品だけ注文し皆で分けて食べると、安価で栄養のバランスも良くなります。
物価は首都のマニラと比べて5分の1、副都心のセブ島と比べても3分の1程度です。食料品はパブリックマーケットが一番安く、ジャガイモや人参、キャベツやレタス、青梗菜大根、ナス、キューリ、カボチャ等地元の山岳地帯で取れる新鮮な野菜が、お手ごろ価格で大量に購入できます。
魚介類も海辺の漁師から直接市場に持ち込まれる為、鮮度の良い物を購入する事ができます。子供や母親が浜辺で採ってきたような、紫ウニ、馬糞ウニ、トコブシやアサリ、巻貝、海ブドウもあります。
朝一番で漁師の居る村へ行くと、市場に持っていく前の魚介類が更に安く手に入ります。3キロはある平アジ、40センチ級の烏賊、大ぶりのサバ、1メートルを超えるバラクーダやキハダマグロも揚がってきます。アジやイワシはバケツ買い、大きな魚は秤で計って一匹買いになります。
干物にしたり、佃煮にしたりして保存できますし、大きな魚は刺身、煮漬け、焼き物、鍋にできます。
ショッピングモールでの買い物に物価の安さを感じる事はできませんがドマゲッティ庶民の胃袋を満たすだけの豊富な食材を、自給自足できる環境が整っています。
私は16歳になった娘との二人暮しです。
鉄筋のワンルームアパートが月額3500ペソ(7000円)
水道代は月額250ペソ
電気代は月額1200ペソ、我が家はガスを使用しないのでその分高くなってしまいます。
インターネットの月極めが999ペソ、日本円で2000円ですが54KBほどの糸電話回線速度です。
食品は一週間分まとめ買いで毎回1500ペソが平均です。
趣向品のタバコはマルボロライトを週に10箱で350ペソ、月に1400ペソ(2800円)
サンミゲルビールの大瓶60ペソを1日2本飲みますので、月に60本、3600ペソ(7000円)
外食のレストランとビリヤード、カラオケ、ライブハウスで週に数回ハシゴしても月額5000ペソ
学費は無料ですが娘のポケットマネーが月額1200ペソです。
一ヶ月の生活費を合算してみると、2万ペソ(6万円)から貯金が出来るほどの物価です。
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Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。