奥様はフィリピーナ
価値観の違い、仲良く暮らす秘訣、フィリピン家族についてなど、フィリピン奥様との面白い話を紹介します。

フィリピン奥様と仲良く暮らす秘訣

2013/11/26

フィリピンの奥様と仲良く暮らす秘訣は「成らぬ堪忍、するが堪忍」の一言に尽きます。私の経験より、ピーナと暮らす七訓を作ってみました。

1、如何なる事情があっても、人前で叱る事なかれ
2、愛情表現は夫婦の挨拶と思うべし
3、フィリピンの家族を思いやり、最小限度のサポートを行なうべし
4、子供の教育は日本と比国で行なうべし
5、年齢差に甘んじる事なく、若々しさと健康を保つべし
6、目配り・心配り・気配りを忘れざるべからず
7、成らぬ堪忍、するが堪忍の言葉を唱えるべし

「如何なる事情があっても、人前で叱る事なかれ」
フィリピンでは余り叱る事がありませんし、何をやっても放ったらかしなのです。日本ならば、静かにしなさい・家の中を駆けるな・ソファの上で飛び跳ねるな等、みんな知らん振りしています。従ってフィリピーナも叱られたことがなく、大きな声は特に脅えてしまいます。

「愛情表現は夫婦の挨拶と思うべし」
フィリピンはスペインとアメリカの影響を受けた、ラテン系レディーファーストです。愛してるとキスは夫婦のエチケットですから、恥ずかしいという意識をなくしましょう。

「フィリピンの家族を思いやり、最小限度のサポートを行なうべし」
嫁様が長女や女がひとりの場合、フィリピンの働き手を無くす事になります。残った兄弟の学費、1ヶ月の米代で構いません。サポートが多いと怠け者になってしまいます。

「子供の教育は日本と比国で行なうべし」
子供には、日本とフィリピンの両方を教えるようにしましょう。母親がフィリピン人なのに、英語もフィリピン語も話せないのは残念です。フィリピンに住んで、日本語が判らないのは更に残念です。

「年齢差に甘んじる事なく、若々しさと健康を保つべし」
若い嫁さんをめとって「年だからキツイ、年だから就いていけない」は卑怯です。それならば結婚などしない方が良いのです。出不精にならずショッピングに付き合い、恋愛中という意識を持ち続けましょう。

「目配り・心配り・気配りを忘れざるべからず」
奥様と完全に意思の疎通ができる訳ではありません。ストレス・病気・ホームシック・妊娠・悩み事など、奥様を観察していると理解できます。言葉の壁を打ち払うには、目配り・心配り・気配りが大切です。

「成らぬ堪忍、するが堪忍の言葉を唱えるべし」
堪忍とは簡単に許せることでなく、絶対我慢できないような事を許すのが堪忍です。些細な事は目こぼし、我慢できない事でも笑って堪忍する懐の深さが大切です。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。