奥様はフィリピーナ
価値観の違い、仲良く暮らす秘訣、フィリピン家族についてなど、フィリピン奥様との面白い話を紹介します。

運命的な出会いかなあ

2013/10/30

私と嫁さんの馴れ初めは、恥ずかしながらフィリピンパブでした。フィリピンパブといっても、私のライセンスを貸しているお店です。私は日本で3番目にフィリピン招聘のライセンスを取得しました。マルコス時代で戒厳令が敷かれ、映画俳優+歌手のタレントを招聘していたのです。

その後、あっと言う間にフィリピンパブが雨後の竹の子のようにでき、タレントもどきが増えた結果、私は廃業しましたがライセンスを貸していました。

正直言ってフィリピーナは好みじゃなかったのです。とにかく明るい 明るいというよりウルサイ、鼻をつねるわ、顔をつねるわ、わき腹をつねるわ、肩にかみつくわ・・・でも、ピアノの演奏が終わって飲みに行く場合、深夜まで開いてる店はPパブだけでした。

或る日Pパブのオーナーが「ちょっと変ったフィリピーナが入店してきたけど来てみる」というので出かけました。彼女は18歳のファーストタイマーです。小さな手帳を広げて「ハジメマシテ、アンナデス、ヨロシク」と読みながら挨拶しました。私はプロモーターをしていましたので、フィリピン語と英語を話せます。フィリピン語で「アヨス アコ アイシー Jack」と挨拶したら驚いていました。

確かに今まで数百人扱ってきた中では異色です。とにかく大人しい、大声をださない、良く気が付く、小顔で日本人的な容姿をしていました。その後何度となく通いましたが、横に座っているだけで話すことも少なく、空気みたいなピーナです。

私は始めて疲れないフィリピーナと付き合いました。運命的な出会いというには少々大げさですが、一緒にいると落ち着く不思議なピーナです。

Pパブのマスターが「この子は大人しすぎてお客さんから人気が無いんだよ」といわれました。「判った、私のライセンスで延長するから構わないだろう」といったら「もちろん構わないけど、性格が大人しくて店に不釣合いなんだよ、連れて帰ってくれる?」。

なんと、入店3ヶ月目で首です。しかし、途中でフィリピンに返す事ができないので、私に押し付けられた感じがしました。

翌日、大きなキャリーバッグと共に自宅へ送り届けられました。う〜ん!これって運命的な出会いといえるのでしょうか?この日を境にして、私の人生行路が大きく進路変更してしまいます。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。