選挙事務所のアルバイト体験記
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家庭教師のアルバイトをして苦労したこと

2011/11/02

家庭教師のアルバイトで最も苦労したことは、やはり教えることの難しさを実感したことです。特に数学に関しては、私が最も得意な科目であるにも関わらず、英語よりも教えることに苦労しました。

自分の頭では理解しているのに、それを言葉にして相手に教えるのは、非常に難しいのです。まだ英語のように、暗記の要素が強い科目でしたら、そこまで教えることに苦労はしないのですが、数学のような理論的な科目になると、一気に教えるのが難しくなります。

例えば、「cos60°の値を求めよ」という問題があったとします。頭では一瞬にして「2分の1」だと分かりますが、なぜ「2分の1」になるのかを教えるとなると、図を用いて説明したり、三平方の定理がどうのこうのと説明したりして、かなりの労力を要するのです。

さらに、三平方の定理を十分に理解していない場合は、またそこから説明しなければいけないので、1つの分野や1つの問題を教えるのに、かなりの時間を費やしてしまうこともあるのです。

そもそも数学というのは、「なぜこうなるのか」というのを教えるのが、とても難しい科目なのです。「マイナスとマイナスをかけるとなぜプラスになるのか」。正直これに関しては、私でもなぜそうなるのか分かりません。このように数学には、機械的に覚えるしかない分野が非常に多いのです。

しかし、我々家庭教師は、それをいかにして分かりやすく生徒に教えるかが、非常に大切なのです。機械的に覚えざるを得ない分野を、どのようにして分かりやすく教えるか、これが私が家庭教師をする上で、何より苦労したことなのです。

ただ、幸いにも家庭教師のアルバイトで苦労したことはそれぐらいで、生徒とのコミュニケーションが上手くいかなかったり、生徒の成績が全く伸びなかったということはないので、そういう意味では、そこまで大きな苦労はせずに済んだかと思っています。

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ライタープロフィール

エイシンフラッシュさん/男性/年齢:20代/大阪府在住/旅行をするのが生きがいとも言える人生をおくっています。青春18きっぷを使って日本全国を旅しています。いずれは世界各地にも足を運ぶつもりです。趣味は野球観戦、競馬、パチスロ、資格の取得です。