- 地元の魅力
- 実はこんな魅力があるんです！地元の人ならではのおすすめを紹介します。
徳島県／子供からお年寄りまで楽しめる「文化の森総合公園」
2012/06/07
文化の森総合公園 王子神社
合格祈願に訪れる人も多いようです
この神社は、「猫神さん」とも呼ばれます
徳島市で、子供からお年寄りまで楽しめるスポットといえば、「文化の森総合公園」が思い浮かびます。実際は、森というよりも、山に囲まれた広場です。この公園には、徳島県立図書館、博物館、近代美術館、二十一世紀館、徳島県立鳥居龍蔵記念博物館の建物が集中しています。コンサート等が行われる野外劇場もあります。山に登る散策路もあります。
個人的によく利用する徳島県立図書館は、蔵書収蔵能力が約120万冊。全国の都道府県立の図書館の中で、県民一人あたりの貸し出し数が最も多いそうです。大きな無料駐車場もあります。
土日祝祭日には、県外ナンバーの観光バスとともに、家族で来られている方が目立ちます。この公園は、子供連れの方には最適だと思います。子供が遊ぶ遊具や広場、噴水等があります。遊歩道を登れば、森林浴が楽しめます。頂上の公園まで、ピクニックすることもできます。すぐ隣を流れる園瀬川で、釣りを楽しむこともできます。雨の日でも、子供科学館で一日中遊べます。遊ぶだけでなく、博物館等で徳島の文化を知ることもできます。
数年前までは、文化の森に行けば、野良猫がたくさんいました。これには、理由があります。文化の森の入口に、王子神社があります。この神社は、「猫神さん」とも呼ばれます。名前の由来は、「阿波の猫騒動」から来ているといわれます。
今から数百年前、庄屋の娘・お松が、身に覚えのない罪で捕らえられ、処刑されました。お松は愛猫のお玉に、自分に無実の罪をかぶせた人に報復するように言い聞かせ、この世を去りました。飼い主の無念を背負った猫のお玉が、お松を陥れた人達を祟ったため、長谷川奉行はお松とお玉の霊を祭ったという話です。この神社には、商売繁盛を願う「まねき猫」が、たくさん置かれています。合格祈願に訪れる人も多いようです。「猫神さん」にあやかって、飼い猫を捨てていく人も多かったのですが、最近は、取り締まりが厳しくなったせいか、猫がいなくなりました。
徳島に来られた方は、ぜひ、この公園を訪れてほしいです。
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ソウさん／男性／年齢：40代／徳島県在住／理系の学部を卒業後、システムエンジニア等の仕事を経て、法律系の資格にチャレンジするも合格できず。現在、ウェブ制作や輸入ビジネス関連の起業をしようと目論んでいます。飲み歩きや食べ歩き、街をブラブラしたり、隠れた名所を探索すのが大好きです。総合格闘技や沖縄空手、ヨガにも興味があります。波乱万丈の人生を送ってきたせいか、他人と違う視点で物事を見ることが多いです。