世界中の人とコミニケーションとる方法
「世界の英語事情」「外国人と仲良くなるには?」「外国で避けた方がいい行動とは?」「現地の人の家に招かれたら」「旅は自分の心を開く実験」など世界中の人とコミュニケーションをとる方法を紹介します。

外国人と仲良くなるには?

2017/11/16

南アジア人の場合

南アジアでの日本人への印象は、概して良好です。東南アジアやインド・ネパールでは、日本人というだけで仲良くしたい、という人がたくさんいます。この場合、相手の好意に応えるように、こちらもフレンドリーに接しているだけで、友達はどんどん出来ていきます。

しかし心に留めておきたいのは、日本という国に興味を持ってくれているのと同時に、お金持ちの国から来た人だから、仲良くなって金銭的に助けてもらおう、と考えて近づいてくる人も多いことです。何か金銭が絡むことを頼まれたりした場合、その気がないのであればはっきり断りましょう。

欧米人の場合

欧米人と友達になるには、とにかく英語がある程度できる必要があります。英語圏からの人でなくても、ヨーロッパ人は英語を話す確率が高いですし、国籍の違う人グループでの会話はほぼ間違いなく英語になります。

また、日本文化に興味を持っている欧米人は非常に多いので、日本についてある程度英語で語れるようにしておくことも大事です。さらに何についても自分の意見をはっきり言えるようにしておかないと、退屈な人と思われてしまいます。

またこれはどこの国でも言えることですが、欧米人の間では特にジョークが通じる・面白いジョークが言えることが仲良くなれる近道と言えます。

中南米人の場合

中南米では日本人の希少価値が高く、日本人というだけでちやほやしてもらえるところはあります。でも親しい友達を作りたいと思ったら、スペイン語は必須です。中南米では英語の通用率が低いためです。

また、とても感情表現が豊かな人たちなので、日本人の曖昧な態度や静かさは、気まずいものとして受け止められがちです。「普段日本だったらこんなこと絶対に言わないし、しない」と思うことでも、どんどん表現していきましょう。挨拶のハグやキスも恥ずかしがらずにどんどんしていきましょう。

また、ちょっとしたことをしてもらったときに、常に感謝の言葉を口にすると、好印象なようです。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。