みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

フランス/超弾丸!モンサンよくばりまるかじり!

2010/04/03

モンサンミシェルの老舗店で食べたオムレツ

そんなこんなでようやく到着したレンヌ駅。しかもここレンヌ、私の地元と姉妹都市というなんだか湧き上がる親近感。テンションも上がります。

ここからモンサンミシェルまで、さらにバスに揺られること1時間半、ようやく見えてきました!憧れのモンサンミッシェルです。

やっと着いた・・・感動で本当に涙が出ました。が、しかし!そんな泣いている余裕などないのです。モンサンミシェルとレンヌを結ぶバスは一日にたった数本。乗り遅れたら帰れないのです。泊まるお金なんてないし、明日も早朝から楽しい予定を立てていた私たち。スムーズかつリーズナブルな旅ではなくなってしまいます。そんなわけで憧れのモンサンミシェル、滞在予定は超弾丸の3時間。あんなに苦労してようやくたどり着いたのに・・・到着してすぐカウントダウンの始まりです。

時間もないのでさっそく散策開始です。モンサンミシェルは、歴史ある修道院。ヨーロッパの中で、潮の干満の差が大きな場所としてもよく知られています。

でも、皆さん知っていますか?あの皆がだーいすきなオムライス・・・実はここ、モンサンミシェルが発祥の地なんです。ここまで来て、食いしんぼの私が食べないわけがありません。せっかくですので老舗「LA MERE POULARD(ラ・メール・プーラール)」へ入ることに。メニューを見ると、どうやらオムレツを食べるためにはコースを注文するしかなく、少し値段は張ったのですが、食べたいものは食べる!が私のモットーなので、迷わず注文です。

前菜とオムレツ、そしてデザートのコースでしたが、途中ウエイターの方が、「一緒にシャンパンはどうですか?」と勧めてきました。おいしい料理にはおいしいお酒!「ぜひ!」と頼む私たち。そしてお会計のとき、びっくりするくらいの請求額を目にすることになったのは言うまでもありません・・・。あ、あれってコースの料金外だったのね、なんて。おいしかったから後悔なんて全然ないんですけどね!

そして再び、同じコースで復路を辿ります。もちろん、行きと同じく誤ったチケットをレンヌ駅で交換します。ここでもうまくコミュニケーションをとることができず、偶然一人旅をしていた日本人の女の子(なんと同い年)に助けられて無事にパリへと帰ることができました。

ようやくホテルへ到着したのが0時前。22時がホテルの門限。フロントのおじさんに「またか」というような表情をされつつ、私たちはぐったりとベッドへ倒れこんだのでした。

メンバー:ひとり
旅行時期:2008年11月
旅行期間:8日間

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ライタープロフィール

さかさん/女性/年齢:20代/宮城県在住/修行中の新人コピーライター。写真と旅とおしゃれが大好き!愛機はキヤノンの30D。最近は肩こりがカメラの重みに耐え切れず接骨院通いの毎日です。おいしいものを食べてるときと布団でごろごろしているときが至福のとき。ビールと軟骨の唐揚げ、塩ラーメンには目がありません。素敵なカフェも開拓中☆