- みんなの五つ星旅行記
- なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。
フランス/列車でドタバタ大騒動
2010/04/03
パリ・モンパルナス駅構内 TGV
早朝5:00。念には念を入れ、ホテルのフロントマンにモーニングコール頼んだ私たち。今日はいよいよ憧れのモンサンミッシェルへ出発!パリからモンサンミッシェルへは、モンパルナスとレンヌを経由してTGV(日本の新幹線のようなもの)やバスを乗り継ぎ、約4時間という結構な長旅です。スムーズかつ、リーズナブルな旅を計画していた私たちは、TGVの乗車チケットを日本で既に取得済み。抜かりなくインターネットで割引価格のチケットです(SNCFのホームページで購入することができます)。ここまでは実に完璧。
2人並んでのボックス席を予約していた私たちは、意気揚々と窓口で予約票を見せたのですが、何やらこれでは2人一緒には座れないとのこと。フランス語がよく分からなかったので、まともな会話をすることもままならず、まあどうせ2時間くらいだから、と離れた別々の座席で行くことにしました。そしてパリのモンパルナスを出発して約1時間。私たちの車両でも車掌さんのチケット確認が始まりました。周りに座っているパリジェンヌたちと同じように、スッとチケットを手渡す私。すると車掌さんが何やら私に向かって話し出しました。何を言っているかはもちろん理解できませんでしたが、場の空気と車掌さんの表情から察するに、どうやらこのチケットではレンヌまで行くことができないらしい!そんなーー!!
微妙な距離感の中、慌てふためく私たち。言葉も分からず、ジェスチャーも単に下手だったためか全く伝わらず、周り(どころか車両全体)を巻きこんでの大騒動。たまたま同じ車両に乗り合わせていた日本人バックパッカーが電子辞書を貸して下さったり、さらに隣に座っていた現地の方との筆談や協力を経てなんとか理解することができました。どうやら私たちの購入したチケットは、事前に写真付き証明書の提示が必要だったとか・・・こんなはずじゃなかったのに、なんとも予習不足でありました。
結局、課金はその場でカードで支払い事なきを得ましたが、それ以降のいづらさったらありません。そもそも英語すらまともに話せないのに、辞書も持ち歩かないなんて何も考えてなかった証拠ですね(笑)。
メンバー:ひとり
旅行時期:2008年11月
旅行期間:8日間
さかさん/女性/年齢:20代/宮城県在住/修行中の新人コピーライター。写真と旅とおしゃれが大好き!愛機はキヤノンの30D。最近は肩こりがカメラの重みに耐え切れず接骨院通いの毎日です。おいしいものを食べてるときと布団でごろごろしているときが至福のとき。ビールと軟骨の唐揚げ、塩ラーメンには目がありません。素敵なカフェも開拓中☆