- ホステスがお店をオープンするまで
- 「お店を出したきっかけ」「物件探し」「思っていたことと違うこと」などホステスがお店をオープンするまでを紹介します。
常連さんになってもらうためにしていること
2012/03/13
私が常に心がけていることは、初対面でお名刺をもらったら、なるべく近いうちにお礼状を送るということです。これによって、「先日はわざわざ。。。」と、お礼がてら再度ご来店される方が必ずいます。もちろん、みんながみんなではありません。時間がかかり、地道な活動ではありますが、実を結ぶ日が訪れます。私はこれを実践し、初対面のお客様を数人ではありますが、常連さんにしました。
お客様の反応ですが、"携帯の時代に手書き"というのが魅力だと言います。初めて会った時に話した内容など織り込めば、更に喜んでくれます。
ですが、まだホステスとして使われていた時は、それはあまり活用しませんでした。なぜかというと、それを手抜かりなくやると、お店のママがどう思うか?というのがあったからです。気分が良いものではないでしょうし。当時の私は、お客様はもちろん大切でしたが、職場の環境が悪くなるのが一番イヤでした。
働き出した頃、先輩ホステスさんみんなに無視をされるという、軽いいじめにも遭いましたし、その理由も、今思えば、お客様を取った取られたという内容だったはずですから。
そのように、控えめな営業をしてはいましたが、お名刺に書かれているパソコンのアドレスは利用していました。私の携帯、あるいはパソコンから、お礼メールは送っていました。
その中で、わざわざ返信をくれる方や、パソコンより携帯がいいからと、携帯のアドレスを送信してくれる方がいます。そのような場合は正直チャンスです。そこからちょっと砕けた感じで、日常で起きたことを、そのお客様に絡めてお知らせします。
たとえば「車で走っていたら、○○さんの職場の看板が見えたの。どうしてるかしらと思ってメールしました」とか、なんでも良いのです。その方にちなんだ内容なら、テレビや新聞を利用しても。
そこで食いついてくるお客様は更にチャンスです。その方は多少なりとも好意を持ってくれるようになります。そのあたりからご飯に連れてって!というアプローチや、私はしませんがゴルフのお誘いなど、もっと距離を縮めていきます。だからといって、いきなり枕営業なる急接近はご法度です。
そこからは、お客様を楽しませならが、自分も楽しむ営業スタイルでがんばってみましょう。必ずその努力が報われる日がきますよ。
最後に、お礼状はハガキか封書か。。。
私は都度つかいわけています。"内容を会社の方に見られたらイヤかな?"と思い、封書で送ると「そんな気を使わなくても全然平気だよ」と言ってくれる方がいたり、かと思えば「ハガキは社内で読まれる可能性があるから、できれば封書が・・・」という反応があったりします。
それぞれ反応が違います。職場での立場も考えつつ、送るようにしましょう。かく言う私も、未だに悩みますが・・・。
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アールさん/女性/年齢:30代/北海道函館市在住/中学生の男の子2人をもつシングルマザーです。ホステスとして働いていますが、空いた時間は趣味のオークションで出品作業。好きなことは読書と音楽・映画鑑賞。ただ、今はちょっとその時間が取れないのが残念。食べて飲んで寝ることが今の楽しみで、それがストレス解消にも。それでも疲れが著しい時は、椎名林檎さんのCDやDVDで英気を養います。