- 地元の魅力
- 実はこんな魅力があるんです!地元の人ならではのおすすめを紹介します。
北海道/日本一バラエティに富んだ倉庫
2011/06/06

金森倉庫
先日の地震による津波で、影響を受けた場所でもある、金森赤レンガ倉庫とその近辺。数日前、近くを通ってみたのだけど、倉庫内のお店は営業を再開しているようだった。
倉庫内の店舗は和洋中様々、よくもここまで統一性のないお店が立ち並んでいるものだ、と思う。が、ここだから許されるような気がする。様々な趣きがあってこそ、ここ函館の良さなのだから。とにかくそれぞれお店を見て回ると、とてもワクワクしてしまう。そして、私は必ず、どうでも良いおもちゃなどを買ってしまう。お祭り感覚なのかしら。
また、ここでしか入手できないという、赤レンガに変装した、ご当地キューピーがある。これがなかなかユニークな代物。建物自体をかぶってしまっている、三つ子のキューピーちゃん。私もいろんなキューピーを見てきたけれど、これはなかなか・・・どう表現したら良いのか言葉につまる物だった。
さてさて、ちょっと外の風に当たりながら食事がしたいな〜という時は、BAYはこだて内にある「みなとの森」というレストランがおすすめ。温かい季節になるとオープンテラスでゆったりランチが出来て気持ちが良いのだ。海の匂いが一緒に漂ってきて、気持ち良さは倍増。また、クリスマスシーズンは、目の前にあるツリーが点灯され、ロマンティックさは倍増。
金森赤レンガ倉庫の近くに「はこだて明治館」という建物がある。これまた風情のある建物。もともとは郵便局だったこの建物の中には、私のお気に入りスペースでもある「硝子明治館」がある。ここはその名の如く、硝子の小物が所狭しと陳列している。なんだろう。ここに来ると、不思議とときめく。カラフルで、大小さまざまな硝子たちが、出迎えてくれる。それぞれじっくり眺めていると時間が経つのすら忘れてしまう。そして、その横には工房があり、今そこで形作られる硝子の誕生を目にすることができるのだ。最高だ。
2階では、テディベアたちが待っている。1階を堪能したら、2階のクマさんたちに癒されるのも楽しい。それにしても、ここら辺はテディ・ベアを扱っているショップなどが目立つ。何故なのだろう。その理由、今度調べてみることにしよう。
また金森赤レンガ倉庫に戻ってみよう。一番のオススメはやはりクリスマスシーズン。イベント名は「クリスマスファンタジー」。イルミネーションなど、とてもキレイな札幌、そこから、わざわざ見に来る人もいるくらい、ここのクリスマスは幻想的なんだそう。たしかにたしかに。ライトアップはもちろん、カナダから届く大きなツリーに点灯、週末ごとにイベントが催され、クリスマスムードが更に増す。
去年は子供達と行ったけど、やっぱり、こういう所はカップルが一番。ここで聴くゴスペルも気分を更に盛り上げてくれる。
ぷらぷら散歩したり、お店に立ち寄ってみたり、食事したり、一年を通して楽しめる人気スポット、是非立ち寄ってもらいたい。
アールさん/女性/年齢:30代/北海道函館市在住/中学生の男の子2人をもつシングルマザーです。ホステスとして働いていますが、空いた時間は趣味のオークションで出品作業。好きなことは読書と音楽・映画鑑賞。ただ、今はちょっとその時間が取れないのが残念。食べて飲んで寝ることが今の楽しみで、それがストレス解消にも。それでも疲れが著しい時は、椎名林檎さんのCDやDVDで英気を養います。