地元の魅力
実はこんな魅力があるんです!地元の人ならではのおすすめを紹介します。

福山雅治さんも是非どうぞ〜北海道坂本龍馬記念館

2011/05/08

北海道坂本龍馬記念館

北海道坂本龍馬記念館

大河ドラマ「龍馬伝」の影響で、昨今何かと坂本さんが話題に上っていました。函館といえば、石川啄木や土方歳三といった人物を上げられますが、意外にも坂本さんもゆかりの人物だったのです。知っている方もおられるでしょうが、歴史に疎い私にとって意外なものでした。

誕生日であり命日でもある11月15日に"北海道坂本龍馬記念館"が開館。坂本龍馬関連はもちろんのこと、8代目当主・坂本直行画伯の絵画なども展示。

坂本さんの直筆の手紙が間近で見られるというのは凄いことです。とても筆まめで、よくお手紙を書いていたというのは有名な話。今この時代に彼が生きていたなら、間違いなく早打ちで、長文メールを色んな方々に送りつけていたかもしれません。もちろん絵文字は多用。また、彼の書く手紙(ほとんどが乙女姉やん宛だったそう)にはユーモアがあり、彼の人間性が垣間見れます。周りの人をひきつける魅力があったのも頷けます。

彼のようなリーダーを現在の日本は求めています。日本のことを深く考え、日本人をより幸せにしたいという情熱、そんな熱さを持った政治家が存在するのかしら。残念ながら坂本さんのような方はいらっしゃらないようです。ならば、どうしたらより良い日本にできるのか。それは私達個人個人の思いや行動を見直すことなのでは?などと、真面目に考えてしまいましたが、記念館の道路を挟んだ向かい側に凛々しく立っている坂本龍馬像が私をそうさせます。近づいて見てみると、とてもたくましく屹立していて、なんともいえない迫力がありました。そのせいか、なぜだか"日本を洗濯する前に、自分を今一度洗濯しなくては"という思いに駆られます。きっと彼のような人間を前にすると、至らない自分があからさまになるのかもしれません。たとえるなら、オーラを放つスターを目の前にした時とても眩しく感じる、そんな感覚かしら。

坂本さんは函館には来たことがないそうです。志半ばで夢が絶たれてしまったわけですが、開館した子孫の方や関係者の方に、脈々と受け継がれているのだと思います。

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ライタープロフィール

アールさん/女性/年齢:30代/北海道函館市在住/中学生の男の子2人をもつシングルマザーです。ホステスとして働いていますが、空いた時間は趣味のオークションで出品作業。好きなことは読書と音楽・映画鑑賞。ただ、今はちょっとその時間が取れないのが残念。食べて飲んで寝ることが今の楽しみで、それがストレス解消にも。それでも疲れが著しい時は、椎名林檎さんのCDやDVDで英気を養います。