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タイ/南国タイの隠れ島タオ島

2013/01/29

タイ中部にある島はそれぞれに特徴があり、まずは巡ってみるだけでもとても楽しいのですが、中でもさりげなくお気に入りなのが、タオ島。有名なサムイ島からフェリーで2時間ほど、バンコクからだと夜行バスで向かうことができるタオは、とてもこじんまりとした島なのですが、ダイビングスポットとして、世界のダイバーたちの間では有名です。

ダイビングにはライセンスも必要ですし(体験ダイビングはできますが、あまり深くは潜れない)お金もかかる、機材も重装備とあって、面倒くさがりの私は、いつも島ではシュノーケルにすることにしています。あちこちの島で海には潜っていますが、タオ島は特に魚も多く、楽しかった記憶があります。

シュノーケル体験では、拠点の港から、いくつかのシュノーケルスポットや小島にボートで向かいます。ボートには10人〜15人くらいの人が乗っているでしょうか。青い海を見ながら波に揺られているだけでも、なかなか楽しいです。

さて、スポットに到着すると、ボートから直接、ドボンっと海にダイブ。海の深さは、5〜6mほどでしょうか。海中に入ると、たくさんの魚が待ち受けていて、まさに手に取れる距離に、大群の小魚や、カラフルな熱帯魚が泳いでいます。最高の気分です。

さて一休み、昼ごはんはボートの上で。積荷に置いてある弁当が配給されるのですが、ちょっとした食事でもとにかくウマイのが、タイ料理のいいところ。

朝から夕方までシュノーケルスポットを巡れば、すっかり南国気分。

疲れ果てて島に戻り、浜辺でぼーっと空を眺めていたら、自分は空なのか、海なのか、なんなんだか、よくわからないような気分に。水の中に飛び込んで、魚と一緒に泳いでいたら、地球と生き物に境目なんてないんだと、そんな風に思えてきたのでした。

タオ島の夜は、ビーチで毎晩ファイヤーダンスをしてくれます。お酒を飲んで浜辺に寝そべりながら、ゆっくり夜を過ごしましょう。

何にもしないで、海を眺めているって、本当に抜群の気分ですね。

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ライタープロフィール

中花香さん/女性/年齢:20代/鎌倉出身/会社員/海外旅行、バイオリン演奏、ライブなどが趣味。好きなものは映像、絵本、仏像などです。