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タイ／学園祭でもこんな無茶はできない！パンガン島のフルムーンパーティー
2013/01/15
タイ
ほほえみの国、タイ。仏教寺院が多く残る首都バンコク、南に浮かぶ島々、どこで食べても安くておいしい食事。かわいい雑貨。日本からお手ごろな航空チケットで行くことができ、これほど娯楽に富んだ国もなかなかないですよね。
私はこれまでタイには4回ほど行っていますが、ほとんどが、東西にある島で過ごしています。西側にはプーケットやクラビなど、まさにリゾートといったスポットが集中しており、一方東側は、サムイ島、パンガン島、タオ島などが有名どころです。ダイビングで有名なタオ島も、こじんまりとしていて個人的にとても好きなのですが、一度ぜひ足を運んでみていただきたいのが、パンガン島のフルムーンパーティー。
かつては、小規模なイベントだったようで、隠れ島のビーチでコアな音楽を一晩楽しみ踊り明かす・・といったニュアンスだったようです。ちょっと近寄りがたいイメージを持つ人が多いようですが、現在では、世界的に有名な一大イベントとなり、カップルや家族連れなども訪れ、フルムーンパーティーやるらしいから行ってみようか、というくらいの、軽いのりで観光客が参加するようなパーティーになっています。ドラッグ漬けの人たちが集まっていたり、犯罪に巻き込またり・・なんてことはありません！
さて、フルムーンパーティーは年間を通して、毎月満月の夜に、ハードリンと呼ばれるビーチで開催されます。この日、夜になると、とたんに町が人でにぎわいだします。バケツカクテルと呼ばれる、バケツに入ったお酒を売る特設屋台がずらりと立てられ、浜辺のバーでは火のついた縄をぐるぐると回すファイヤーパフォーマンスが行われます。火の輪を通りぬけるすべり台、火の大縄跳びなどもあり、日本だったらとてもできないようなクレイジーな遊びができるのも、このタイだからこそ。
ビーチ一帯にDJブースが置かれ、みんな水着で、そして顔には蛍光色のペイントをして踊っています。この日は何故かみんなフレンドリー。昼間はしらんぷりするような知らない人同士でも、すぐに仲良くなれるんです。またビーチなので、疲れたらすぐに砂浜に横になって、夜風に吹かれるのも、とっても気持ちがいい。
私はというと、蛍光色のめがねをかけ、腕には花のペイントをし、酒に強くもないのにバケツカクテルを飲みすぎて一晩はき続け、次の日はぐったりしていました・・それでも、朝外に出ると、さわやかな青い海が広がっています。
ストレスがたまってしょうがないという人！友達と一緒に、満月のパンガン島へいきましょう。お酒や音楽を楽しむもよし、パフォーマンスを見て楽しむのもよし、にぎやかな雰囲気を味わいながら浜辺でゆっくりするのもよし、日常のストレスなんて一気に吹き飛ぶこと間違いなしですよ。
中花香さん／女性／年齢：20代／鎌倉出身／会社員／海外旅行、バイオリン演奏、ライブなどが趣味。好きなものは映像、絵本、仏像などです。