若者へ旅のすすめ
「若いうちにこそ旅をしろ!」長期旅行、バックパック、格安旅行を紹介します。

自分の進路がわからないときは…

2016/02/09

自分の将来を考えて行き詰まった時は、短期間でも良いので、ちょっとだけ海外に行ってみませんか?海外で自分を試してみましょう。「自分探しの旅」の期間は、数週間~数年と、人によって様々。大学を休学して海外に行く人もいます。

エスカレーター式に人生を進めて行くのは楽です。考えなくても良いので立ち止まる必要はありません。しかしそれでは、予想外の事態が起こった時にもろく崩れます。新卒に価値を置くのは日本くらいですね。海外での就職はストレートで大学を出た若者より、在学中に何年か休学していろいろな経験をした人、卒業後にプライベートでも仕事でもいろんな経験をした人のほうが興味を持たれます。

海外では転職を何回もしてきた経験が豊富な人の方が重宝されますが、日本では会社を何度も変えている人をよく思いません。評価はまったく逆と言っても良いくらいです。経験がなくてもストレートで大学を卒業し履歴書に欠点がない新人を採用して、会社で育てて行くのが日本です。経験と知識を持った人材を求めるのがアメリカやヨーロッパなど海外の企業です。

若いうちに自分の時間を確保していろんな経験をすることをおすすめします。若者の吸収力は驚異的です。自分が見えない時には、自分が今居る場所を少し離れてみることです。できるなら思い切って海外へ行きましょう。

海外で日本とはまったく違う価値観で生きている人達を見ていると、自分が今まで思い込んでいたものが「自分とその周囲だけのルール」だったことに気付きます。世界は広く、尊敬すべき価値観、また馬鹿げた価値観もたくさん存在します。

海外でカルチャーショックを受け、精神的にぼろぼろになっていった日本の若者を何人も見てきました。ショックを受けて帰って行った人達もいます。不安定な人と一緒にいて私も傷ついたことがあります。また私自身もカルチャーショックを受けて落ち込んでいた時期もありました。海外に行くと、人は違う人間に生まれ変わるようです。嫌な経験もすることもありますが、自分が心を開けば協力してくれる人はたくさん現れるので、救いの手は必ずあります。

関連記事
ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。