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大分県/大分県の旅を終えて、最後に一言〜姫島vol.5

2011/03/31

続いて4つ目の姫島七不思議は・・・
「逆柳」(さかさやなぎ)というもので、これは昔お姫様が使った柳の楊枝を、土の中に逆さまに挿してみたところ、何と!そこから芽が出てきたそうで、柳も垂れていないことからも逆柳と言われるようになったそうです。

5つ目は、その逆柳のすぐ近くにある「かねつけ石」で、別名「おはぐろ石」とも呼ばれているのですが、これもお姫様にまつわるもので、お歯黒(おはぐろ)をつけられた時に、筆と猪口を石の上に置いたところ、何と!その跡が窪んで残っているそうです。

6つ目は、そこからまたすぐそばにある「拍子水」(ひょうしみず)、別名「おはぐろの水」と言うもので、これまたお姫様がお歯黒をつけた後に口をゆすごうとしたところ、お水がなかったため、手拍子を打ってお祈りしたら、何と!石の間から水が湧き出てきたことから、拍子水を名づけられたと言われています。

今では、約24.9度の冷泉が間断なく沸き出しており、この冷泉を生かして「拍子水温泉」が設けられているのですが、この冷泉の泉質というのが、炭酸水素塩冷鉱泉らしく、慢性皮膚病や、神経痛、高血圧、糖尿病等に効能があると言われています。

さて、いよいよ最後、7つ目の七不思議は、姫島灯台近くにある「浮田」(うきた)と言うもので、昔大蛇が住んでいた池を、誤って大蛇と共に埋めてしまい、田んぼにしてしまったため、埋められた大蛇の怒りで、田んぼが浮いているように揺れたことから浮田と呼ばれるようになったとか。

伝説の島、姫島にはこのような七不思議が今でも語り継がれているのですが、どれもこれも聞けば聞くほど本当に不思議なことばかり。11時35分伊美発、14時45分姫島発という約2時間45分、あっという間の姫島1周の旅、別れ際この島を離れるのがちょっと寂しくなってしまったくらい、気づくとなぜかセンチメンタルな気分になってしまっていた。

大分の旅を終えて、最後に一言。
大分県というのは、自然あり、温泉(ただのお湯じゃなく天然よ。)あり、見所いっぱ〜いあり、歴史あり、伝説あり、グルメ(姫島さん車エビ)あり、島もあり、只場所じゃない。特に国東半島と姫島は、おすすめの穴場ですぞ。

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」