国内のおすすめスポット
国内旅行ではここがおすすめ!五つ星のおすすめスポットを紹介します。

大分県/姫島の観光は車は不要。そのワケとは?〜姫島vol.2

2011/03/25

姫島港

姫島港

姫島では車は必要ない。そのワケとは。思っていたより小さな島で、車を国東半島からわざわざ運んで来て観光するほどの距離ではなかった。どうやら事前に調べて来ている観光客のみなさまは、姫島港のフェリー乗り場で、自転車を借りれることを知っているようで、一緒に姫島丸に乗ってきた観光客の方は自転車に乗っていました。

知らなかった。車の運賃3230円も払ったのに・・・・

フェリー乗り場に「姫島ガイドマップ」と言って、観光スポットや姫島からの距離数(1番遠い所でも約6.4kmと非常に近い)、フェリーの時刻表、旅館やペンション、民宿、キャンプ場情報、姫島内にある公衆トイレの位置(ちなみに島内に24ヶ所設置されています)までご丁寧に書かれている地図がありますので、それを見ながら自転車で見てまわるのもいいかもしれません。

自転車のレンタル料金は、1時間200円とお安く、見た感じそんな立派な自転車とはいえませんが、姫島内はバスもなければタクシーといった公共交通機関がないので(チャーターのタクシーはあるそうです)、天気が良ければ自転車が最適です。

しまった・・・・っと思いきや・・・・

私が姫島に行ったのは、30度越えの残暑厳しい時。お日様もカンカン照りで、みなさん汗だくで自転車をこいでおり、うらやましそうに我々の車を見つめているようないないような・・・
高い運賃払っただけあって、おかげで涼しく過ごせました。

さて、姫島の名前の由来なのですが、読んで字のごとく「姫」から、姫がらみのものではないかと想像はつくのはないでしょうか。そもそも姫島は、古事記によれば伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)の神が「国生み」にさいして、大島を生み、そして次に女島を生むと書いてあるそうで、その女島が「姫島」だとか。

正直言ってあまりピンときませんが、また、日本書紀によれば、今の韓国南部に当たる、意富加羅国(おほからのくに)の王子であった、都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと)が白い石から生まれたという「お姫様」と結婚しようとしたらしいのですが、そのお姫様は海を渡って姫島に逃げてきて、比売語曽(ひめこそ)の神になったこともあり「姫島」の名の由来はここからきているのではないかとも言われています。

関連記事
ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」