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大分県/借金取りに追われている人に朗報?!〜姫島vol.4
2011/03/29
木にぶら下がっているものは、なんだろう・・・?
ちょっと不気味にぶら下がっているその正体とは・・・・
すごい急な階段の下にある「千人堂」(せんにんどう)
黒曜石産地として国の天然記念物に指定されています。
ちょっと気になったもの。
木にぶら下がっているものは、なんだろう・・・?テルテル坊主か?でも逆さに向いているのもあって、何だか首吊りしているかのようにも見えるが・・・
その正体とは一体・・・
正解は!ただの虫除けでした。虫除けの薬が入れてぶら下げているようです。
では、次の姫島七不思議へご案内いたしましょう。姫島港から約1.6kmとわりと近い場所にある観音崎(かんのんざき)の「千人堂」(せんにんどう)には、馬頭観世音を祀った小さなお堂がどんでもない所にあってびっくりしました。千人堂へ行くまでに上り下りの狭い道があるのですが、そこから見えた景色にしばらく一人酔いしれていました。
周防灘に浮かんでいる2つの大きな岩「尺岩」と海がいい感じに太陽に照らされてキレイなこと。いつまでもここでまった〜りしていたい気分・・・・が、そうもいかず、先に進むとそこに見えたものは!すごい急な階段(何度も言うようですが、高所恐怖症だってば)
そして、全国的にも珍しいと言われている乳白色の黒曜石(こくようせき)の断崖、約120メートルの上に、ポツリと「千人堂」があったのですが、よくもまあ!こんな所に建てたものだと思わずにいられません。
何でも、大晦日の夜、債鬼(借金取りのこと)に追われていた島の人達を千人かくまったとの伝説があることからその名が付いたそうなのですが、私にとっては、千人もの人達が借金している事自体すごい。また、大晦日の晩に千人堂にお参りにくると借金取りから逃れられる?!とか。
先ほども言いましたが、露天の黒曜石は、全国的にも珍しく貴重なもので、2007年7月26日に、ここ観音崎一帯が、黒曜石産地として国の天然記念物に指定されています。この黒曜石が波に打たれ洗われる様子は壮観で、他では見ることのできない景観であり、全国の黒曜石は黒色なのですが、姫島の黒曜石は、乳白色の黒曜石でありかなり特徴的なものです。
千人堂そばにある「浮洲」(うきす)は、3つ目の七不思議。沖合いの小さな洲に漁業の神様である高部様(たかべさま)を祀っており、その高部様と鳥居は、大潮や大しけの時でも決して海水に浸かることがなく、それがまるで海に浮いているようなことから「浮洲」と呼ばれているそうです。不思議ですね。
さすが、七不思議!
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Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」