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群馬県/サザエさんにも登場した茂林寺
2013/02/14
サザエさんのオープニングでは色々な観光地が取り上げられます。毎週何気なく見ていたサザエさんですが、オープニングの観光地に茂林寺が紹介されており、一時期館林市民はこの話題で持ちきりでした。
茂林寺とは字の通りお寺なのですが、そんなには大きくは無く、私も2、3度行った事がある程度のお寺なのですが、この茂林寺は、あの昔話で有名な「分福茶釜」の発祥の地とされており、全国でも有名なスポットのようです。
分福茶釜とは、助けられたタヌキが恩返しをする話で、見世物として茶釜タヌキが綱渡りをして恩返しをする所が特に印象的で、サザエさんでもサザエさんと綱渡りをする茶釜タヌキが登場していました。館林市民なら知らない人が居ない程、この分福茶釜の話は有名で、お寺の周辺のお店にはタヌキの置物がたくさん売られており、銀行や交番の前にもタヌキの置物が置かれるなど、町おこしにも一役かっています。私も子供の頃からこの「分福茶釜」の話をよく話してもらい、タヌキが茶釜に化けるのでは無いか?と思っていた時期もありました。
そんなタヌキですが、意外にもタヌキを見かける事もあり、以前茂林寺からタヌキが出てきた時には、巷を騒がせた事もあり、街には林や森なども多く現在でもイタチやタヌキなどは居るようで、タヌキを見て昔話を思い出し喜ぶ人も居れば害獣として嫌う方も多く、市民の心境も複雑なようです。
ちなみにこの茶釜タヌキとされる茶釜は現在でも茂林寺に存在し、代々受け継がれている物のようで、一度水を入れると一昼夜汲み続けても水が無くならないという伝説が伝えられています。
実際に茂林寺に行ってみると、タヌキの置物が通路に沿って21体置かれており、静かで薄暗く子供の頃は怖い感じがしました。ただ観光シーズンなどに行くと人も賑わっており、よくタヌキを見てみると可愛らしい表情をしており、大人になった今行ってみると、とてもユニークなお寺だと感じるようになりました。
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秋山学さん/男性/年齢:30代/群馬県在住/ライター歴約9年位です。今までに男女問わずライターをさせていただき、ジャンルを問わないライターを心がけています。