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ドラムの魅力:やりたい人が居なかったから

2011/06/15

私がドラムを始めたきっかけは、友人とバンドを組もうとした時にドラムをやりたいという人がいなかったからです。当時私はオリジナルを作ってバンドを組んでいたのですが、そのバンドのメンバー以外の友人と、コピーバンドを組もうという話が盛り上がりました。しかし、実際集まってみるとドラム希望の人がいませんでした。お遊びのコピーバンドですから、ドラム経験者ではなくても構わなかったのですが、ドラムをやりたいと言う人すらいなかったのです。実際、どちらかというとバンドのメンバー募集をしてもドラムの希望者は少なく、ドラマーを探すのに苦労することもありますから、ドラムをやりたいと言う人が少ないのもうなずけることではあります。とはいえ、ドラムがいなかったらバンドがなりたたないので、私がやることになりました。

私は、中学生の時にブラスバンドでパーカッションをやっていたことがありました。そのブラスバンドは部員が少なかったので、どうしてもそれぞれのパートの人数も少なくなってしまい、パーカッションは「小太鼓」「大太鼓」と担当を分けることができず、ドラムセットを使うことがありました。ですので、私は多少なりともドラムの経験がありました。とはいえ、友達で仲良しバンドをはじめようということではなかったら、私がドラムをやるとは言い出さなかったと思います。ロックバンドのドラムは未経験でしたから…。

私達のバンドはハードロックやヘヴィメタルのコピーをやっていたのですが、そういう曲はドラムがとても激しく体力を使いましたし、とても汗をかきました。

当時使っていた練習スタジオのエアコンの吹き出し口は、ギターの方に向いていて、どう調整してもこちらに風が来ませんでした。私は汗だくになっているので、エアコンの設定温度を低くして欲しいのに、ギター担当の人に「寒くて手が動かない」と言われ設定温度を上げられてしまったのはとても辛かったです。しかし、体を動かして汗をかくのは爽快ですし、その後のご飯もおいしかったです。

何より気の合った仲間と好きな音楽を奏でるということが一番楽しかったと言うことは言うまでもありません。

ライタープロフィール

ツカサさん/女性/年齢:30代/東京都在住、読書、ゲーム、音楽鑑賞、パソコンいじりが好きで、行列と人ごみが苦手なインドア派です。ひとまずなんでも疑ってみる性格で、理屈っぽいと良く言われます。