海外のおすすめスポット
海外旅行ではここがおすすめ!五つ星のおすすめスポットを紹介します。

カナダ/ヨーロッパ気分が味わえる街ケベック

2010/11/16

カナダでは大多数の地域で英語が話されていますが、北東部のケベック州では主にフランス語が使われています。そのためフランス文化が根付いて街もヨーロッパのような雰囲気が漂っています。ケベック州の州都であるケベック市は特に、カナダにいながらヨーロッパを味わうことができる情緒あふれる街です。

そもそもケベック州がフランス語圏になったのは16世紀のコロンブスのアメリカ大陸発見以降ヨーロッパ人が次々と入植し始め、フランス王の命を受けて探検家のジャック・カルティエがこの地を訪れフランス王の領有を宣言したことが発端です。17世紀初めに現在のケベック市ができて以来フランス人に開拓が進んだため今なおフランス文化が色濃く残る街となっています。

ケベック市はセントローレンス川に面した北米唯一の城塞都市で世界遺産にも登録されています。市内は城壁の内側が旧市街地、外側が新市街地です。旧市街地にはさらに崖の上にあるアッパータウンと崖下のロウワータウンとがあります。アッパータウンで最も目立つ建物がシャトー・フロントナックホテルです。ケベック市の象徴ともいえる建物でヨーロッパの古城のような雰囲気で豪華にそびえ建っています。世界中の要人も宿泊する有名なホテルです。このホテルの裏側にあるテラス・デュフランというデッキからはセントローレンス川を眺めることができます。のんびり散歩するのにぴったりの場所であり時にはイベントなどで賑わいます。さらに戦場公園に行くと巨大な要塞を見ることができます。ここは今でも軍事施設として使用されていますがガイドツアーで見学もできます。ロウワータウンは小さなブティックや雑貨屋さんが立ち並びショッピングを楽しめます。プチシャンプラン通りは見ているだけでワクワクするような小物やおしゃれな洋服など特に女性は要チェックの場所です。またロワイヤル広場にはケベック市発祥の地がありルイ14世の胸像が建っています。

ケベック市は通りや路地などちょっとしたところでもヨーロッパらしさを感じるたたずまいがあります。カナダにいるのにここはどこの国?と不思議な感覚になるのがケベック市の魅力でもあります。

関連記事
ライタープロフィール

ビッキーさん/女性/年齢:20代/千葉県在住、TOEIC 915点(リスニング満点取得)。旅行と食べ歩きが趣味のアラサー女性です。日頃はカロリー控えめのヘルシーな料理作りに励んでいます。