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フィンランド／ヘルシンキの車窓から

2011/06/22

トラムの起点となるヘルシンキ駅前

日本でも路面電車が走っている都市はありますが、フィンランドのヘルシンキにも「トラム」と呼ばれる路面電車が走っています。ヘルシンキ市内の主要観光名所は、体力に自信がある人なら歩いて回れる距離ですが、ちょっと疲れた時はトラムを利用するのもおススメです。トラムにのりつつ一日ゆっくりとヘルシンキ市内の観光をしようと思う方には、一回毎のチケットではなく、一日券をおススメします。チケットは基本的にはバス・トラム・地下鉄全て共通で利用ができます。また、バス・トラム・地下鉄の一日券よりは高額にはなりますが、ヘルシンキ･カードと言うチケットもあり、このカードを見せると博物館や美術館などの主要観光スポットの入場料が無料になりますので、行きたい場所の入場料を計算してどちらを購入するか決めることをおススメします。

バスも大変便利ですが、バス停に比べるとトラム駅の方が遠くからも見つけやすいというのも利点の一つですし、バスと比較してトラムの路線はそれほど多くない上、ヘルシンキ中心部からとても遠くまでは走って行かないので、万が一間違った方向に乗ってしまった場合でも簡単に引き返すことができます。私は友人と待ち合わせしていた時に間違った方向のトラムにのってしまったことがあります。「トラムの方向を間違えた」と友人にメールを送ったら怒るどころか笑われてしまいました。

車窓観光をするには、私が行きたい方面を間違ってぐるっと回ってしまった3Bの路線がおススメです。私自身も方面を間違ってしまったからこそ、車窓からの景色を楽しむことができました。この路線は市内をぐるっと回る路線でだいたい一周1時間程度かかります。一日券を購入していれば乗り降り自由ですから、気に入った場所があったらそこで途中下車してみるのもいいと思います。

トラムの起点は、ヘルシンキの駅前になっています。ヘルシンキ駅地下にあるインフォメーションでトラムを含めた一日券のチケットなどの販売や、トラムの路線図を手に入れることができますので、まずヘルシンキ駅地下のインフォメーションに行って、各種チケットや路線図を入手することをおすすめします。

ライタープロフィール

ツカサさん／女性／年齢：30代／東京都在住、読書、ゲーム、音楽鑑賞、パソコンいじりが好きで、行列と人ごみが苦手なインドア派です。ひとまずなんでも疑ってみる性格で、理屈っぽいと良く言われます。