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アンコール遺跡群見学の際に知っておきたいコツ(当日篇)
2014/11/11
アンコール遺跡群
さて、いよいよアンコール遺跡群見学当日。効率的に、安全に見学するためのコツをいくつか挙げてみたいと思います。
(1)日差し対策を万全に
カンボジアは常夏の国なので、日陰のほとんどない遺跡群を歩き回るときは、万全の日差し対策が必要。蒸し暑いのでついつい露出の高い服を選んでしまいがちですが、それだと日焼けで大変なことに。長袖とまではいかなくても、しっかりした濃い色の半袖に、できればロング丈のパンツをはいて、露出した部分には確実に日焼け止めを塗ってくださいね。
また、帽子、サングラスも必須です。
(2)人気のタ・プローム攻略法
建物を木の根が取り囲んでいるタ・プローム寺院は、映画「トゥーム・レーダー」のロケ地に使用されてからというもの、アンジェリーナ・ジョリーのポーズをとりた観光客で常に大混雑。日本人としては「天空の城ラピュタ」のモデルということで、荘厳な雰囲気を味わいたいところですが、人が多すぎるとなかなか難しいですよね。
そこでおすすめなのが、他の人が日の出を見ている早朝の時間帯に、タ・プロームへ行ってしまうこと。日中に比べて格段に人が少なく、さらに朝日に輝く美しい寺院と木々を見られて、一石二鳥ですよ。
(3)こまめに休憩をとる
カンボジアはとにかく暑い! 張り切って動き回りすぎると、熱射病にかかってしまう恐れがあります。レンタサイクルで回る場合は、自分でペースを調節できるのでまだいいのですが、ドライバーと一緒に回る場合、ドライバーは暑さ慣れしているので、自分から休憩を申し出ないと、延々と連れまわされることになります。遺跡群の敷地内にはちょっとしたレストランや食堂もありますので、疲れたときは遠慮せずに休憩したいと伝えましょう。
とにかく広いアンコール遺跡群ですから、事前にガイドブックやインターネットで情報収集して、特別に見たいものから回っていきましょう。準備と当日のコツをばっちり押さえて、感動体験を大きなものにしてくださいね!
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そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。