- みんなの五つ星旅行記
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イギリス/どきどきホームステイvol.2〜愛情こもったイギリス弁当〜
2010/04/03
どきどきホームステイの始まりの続きです。
翌日から、学校がスタートです。ホストマザーが毎日作ってくれたお弁当を持って登校しました。ところでこのお弁当、一体どんなものだと思いますか?
海外へ行ってその違いをもっとも感じることができるのは、宗教か食文化だと私は思っています。それが初のお弁当。朝、ホストマザーに「ランチにするサンドイッチの具はツナとチキンとサーモンどれが良い?」と聞かれ、私はツナをリクエスト。いよいよ昼休みになり、わくわくしながらお弁当を空けると、そこに入っていたのは予告どおりのツナサンド!と、りんご袋のままのスナック菓子・・・。しかも容器は、日本にあるような可愛らしいランチボックスではなく、大きなタッパーです。りんごに至ってはプラスチックナイフがついていましたが、まるごと一個だったので、剥くのか切るのか食べ方が分からずそのままかぶりつきました。
こちらではこれが普通のランチスタイルらしく、ダイレクトに異文化体験をすることができたというわけです。
結局テロの影響もあり、イギリス滞在は当初の予定が大幅にカットされて5日目で日本へ帰国することになりました。ホストファミリーとの涙の別れ、今回のヨーロッパで一番楽しみにしていたロンドンや大英博物館、いろいろなことが残念でなりませんでした。
ホストファミリーと別れ、その足で空港へ直行する私たち。テロの影響でイギリスを発つ人たちで空港はあふれかえっていました。もちろん空港側でも厳戒態勢が敷かれ、手荷物検査もいつも異常の厳しさでした。検査員の持っていたビニール袋には、手荷物検査で押収したと思われる凶器の数々。凶器といっても、小さなハサミや定規など、普段では引っかかることのないものばかりです。私も、お気に入りだった毛抜きを押収されました。いくら凶器じゃないと説明しても、ほんの少しでも危険物だと懸念されるものはすべて押収するのが決まりだったそう。まあ、その毛抜きも100円ショップで買ったものだったので、まったく未練などありませんでしたが、ただ一つ残念だったことは、帰国後同タイプの毛抜きは見つからず、未だあれ以上に優れた毛抜きとは出会えていないことでしょうか。
メンバー:友人
旅行時期:2001年9月
旅行期間:2週間
さかさん/女性/年齢:20代/宮城県在住/修行中の新人コピーライター。写真と旅とおしゃれが大好き!愛機はキヤノンの30D。最近は肩こりがカメラの重みに耐え切れず接骨院通いの毎日です。おいしいものを食べてるときと布団でごろごろしているときが至福のとき。ビールと軟骨の唐揚げ、塩ラーメンには目がありません。素敵なカフェも開拓中☆