- みんなの五つ星旅行記
- なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。
オーストリア/チョコの王様ザッハトルテ
2010/04/03
ウィーン・シュテファン寺院
オーストリア・ウィーン、ホテルザッハーにて。ザッハトルテ
オーストリアと聞いて、皆さんは何を連想しますか?
さて、ヨーロッパ2カ国目、オーストリアはウィーンに滞在しました。ウィーンと言えば、映画サウンドオブミュージックやモーツアルトなど、音楽で盛んな楽都として非常によく知られています。今回は、私の体験したオーストリアをお話ししたいと思います。
まずウィーンに来たら絶対に外すことができないのが、「ザッハトルテ」。オーストリアの代表的なチョコレート菓子で、チョコレートケーキの王様です。やはり有名なものは有名な老舗店で食べないと!ということで、向かったのはザッハトルテが生まれた、ホテル・ザッハー。うきうきで入店しましたが、ヨーロッパへ訪れた8年程前当時の私は、ちんちくりんのへっぽこ学生。老舗高級ホテルのレストランが似合うわけもなく、優雅にティータイムを楽しむ上品な大人たちの中で、とても目立って浮いてしまいました(笑)。
お目当てのザッハトルテを注文します。ケーキにしてはお値段が張ったので、ドリンクは頼まずケーキだけ。待つこと数分・・・きたー!その代物は、つややかなチョコレートでコーティングされたケーキ、フォークを入れると中にはチョコレートでしんなりしたあまーいスポンジ・・・。スイーツが大好きな女子ならば、目にするだけで心は奪われときめいてしまいます。
そして1口目、2口目、至福のときでした。3口目、4口目、うーんおいしい。5口目、6口目・・・ここあたりまでくると、甘さの波に押され気味。ああ、だから付け合せのホイップクリームに味がないのね・・・。さすがキングオブチョコレート、高級なスイーツに慣れていなかった私は、その甘さに完食することができませんでした。コーヒーを一緒に頼んでいたら話は別だったかもしれませんが。
さて、ウィーンを離れ、オーストリアのザルツブルグ市街地からバスで数分、ヘルブルン宮殿へと足を運びました。ヘルブルン宮殿は、大司教マルクスの夏の離宮とし建設され、その美しい庭園にはたくさんの「水の仕掛け」が施されています。
宮殿内の天井から突然水が降ってきたり、食卓の座椅子に座れば噴水がお尻を直撃!もちろん現在では水の操作はガイドさんがしているのですが、下着が濡れるほど逃げ場なく水浸しになった私は、約400年も前の大司教のいたずらに、見事かかったわけでした。
メンバー:友人
旅行時期:2001年9月
旅行期間:2週間
さかさん/女性/年齢:20代/宮城県在住/修行中の新人コピーライター。写真と旅とおしゃれが大好き!愛機はキヤノンの30D。最近は肩こりがカメラの重みに耐え切れず接骨院通いの毎日です。おいしいものを食べてるときと布団でごろごろしているときが至福のとき。ビールと軟骨の唐揚げ、塩ラーメンには目がありません。素敵なカフェも開拓中☆