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香川県/日本人なら一度は体験しておきたいうどん打ち
2020/08/20
香川県はうどん県。そんな言葉が世の中に浸透してもうしばらく経ちますね。そんなこと言わずとも、やはり香川県を訪れたら皆さん必ず1度は讃岐うどんを食べると思います。太くてコシがあってもっちりしているのに歯切れがいい。そんな讃岐うどんは今や日本の各地で食べられるようになっています。
うどんを作る工程は大まかに、小麦粉を混ぜる・こねる・寝かせる・揉む・伸ばす・切る・茹でるという至ってシンプルなもの。ですが水加減や塩加減、こねる時の力加減など熟練の技があってこそのものでもあります。そんなうどん作りを気軽に体験できる場所が香川県にはたくさんあります。主にうどん屋さんの2階などで行われている体験教室。私も実際に香川県へ行った時に体験しました。
粉から徐々にうどんに姿を変えていく工程を自分で体験するのはとても面白い経験で、「うどんって奥が深いんだなぁ」と感心してしまいました。食塩を溶かしたぬるま湯を小麦粉に入れて混ぜ、だんだんとひとかたまりにしていくのですが、これが素人の私にはけっこう難しく、本当にまとまるのかドキドキしながらやった記憶があります。でも根気よく混ぜ続けるとしっかりと形になってくるのがとても面白かったです。正直なところ、「うどん作りって簡単じゃん!」と思ったのも事実。しかし…最後の工程に近づいたところで私はうどん作りの難しさを痛感しました。それは、うどんを切る工程。均等な太さに切るのはことのほか難しく、見た目でもうバラバラなのがわかります。そうなると茹でても茹で加減がバラバラで、硬いのがあったり柔らかい過ぎるのがあったり、美味しいとは言えない出来上がりでした…。
うどんは、お寿司や天ぷらには敵わないけれど立派な和食。しかも庶民の食べ物として日本人の生活に身近な食べ物です。そんな、簡単なようで実は奥が深いうどん作りを皆さんにもぜひ体験してほしいです。でも初めての場合、高確率でうまく作れません(笑)。なのでうどん作りを体験した後は、ちゃんと美味しいうどんを食べる時間を作り、お口直ししてから帰ることをオススメします。
李内(りうち)さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。