- みんなの五つ星旅行記
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北海道/大雪山系の麓で癒やされる。ぬかびら源泉郷への招待状 vol.1
2010/07/14
心を癒す泉心地・ぬかびら源泉郷
広大な面積を誇る北海道の、ほぼ中心部にそびえる2000M級の山々の連なり。この山脈は大雪山系と呼ばれています。中でも音更山や石狩岳、ニペソツ山、ウペペサンケ山などを総称する東大雪の麓に、小さな小さな温泉の街があります。河東郡上士幌町・糠平。四方を山に囲まれ、街のすぐそばには大きな人口ダム湖がある街です。
【静かな街、ぬかびら】
ぬかびらには、とても静かで、凛とした空気が流れています。山に囲まれているせいか、空が澄んでいて、鳥や風の音、木々が揺れる音がすごく近くに感じられます。私は帯広方面から車で行くことが多いのですが、上士幌町の市街を抜けてしばらく走ると農村風景から徐々に山道へと景色が変わり、少しずつ空が近くなっていきます。いくつかのトンネルを通り、山の傾斜を上がっていく感覚はまさに非日常。休日の気分を盛り上げてくれます。そして、その先にのどかで穏やかな温泉街が待っています。
【豊かな源泉】
豊かな山々から与えられるお湯の泉質は、ナトリウム・塩化物‐炭酸水素塩泉(重曹泉)。無色透明で、サラリとした肌の感触が特徴です。ぬかびらは、大正時代から温泉街として栄えていた場所で、数年前には街をあげて「源泉かけ流し」宣言をしたので道内外で話題にもなりました。つまり10件ほどある旅館やホテルの温泉のお湯を一切循環させず、いつでもどこでも源泉を流しているというわけです。
【知る人ぞ知る見所スポット】
小さな街ですが、大自然に囲まれた好立地から、遊びも充実しています。世界中の蝶々の剥製が保存されている「東大雪博物館」は昆虫マニアにはたまらない場所ですし、同じくマニア向け、1988年に廃線となった士幌線にまつわる貴重アイテムを展示した「鉄道資料館」、自然に囲まれて森の空気を満喫できる「ネイチャートレイル」、糠平湖に架かるコンクリートのアーチ橋「タウシュベツ川橋梁」も人気。北海道の大自然が育む恵みの中で特別な時間を過ごすことができます。
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miniさん/女性/年齢:30代/北海道在住、旅・読書・創作に意欲を燃やす30代女性です。神社仏閣巡りや自然を感じられる場所(海、山、川など)で過ごす時間も大好きです。与えられた時間と体を使って、今日を無駄にせずハッピーに生きましょう♪