- みんなの五つ星旅行記
- なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。
香川県/瀬戸内海に浮かぶ「直島」で過ごすvol.2
2010/04/24
小路を歩いていると、穏やかな日差しを反射してキラキラと輝く蓮池が。これから見る予定の「睡蓮」を思い、胸が高まります
2日目:地中美術館へ
翌朝の朝食はParkホテルから徒歩15分の場所にあるMUSEUM内のレストランで。とてもおいしい洋食を頂きました(和・洋のチョイスが可能)。
ここには写真家・杉本博司さんの海シリーズ「タイム・エクスポーズド」があります。彼の作品は以前、六本木ヒルズの森美術館で「時間の終わり」展を見て以来好きになりました。時代や国境を越えた太古の風景を感じられる作品です。
いよいよ地中美術館へ。Parkから巡回しているバスに乗り、まずはチケットセンターへ。そこから少し歩き、美術館に向かいます。
クロード・モネ,ジェームス・タレル,ウォルター・デ・マリア
地中美術館は文字通り、地中、土の中にあります。美しい島の景観を保つために展示スペースからカフェまでのすべての施設を地下に埋めた、珍しい美術館。ほかではなかなか味わうことのできない空間を体感できます。
クロード・モネ最晩年の代表作「睡蓮」シリーズは全5点。白い空間に存在する、淡く優しい'睡蓮の池'は、見るものを瞬時に別世界へと誘います。安藤忠雄氏の設計・建築と同時進行で制作されたウォルター・デ・マリアの'タイム/タイムレス/ノー・タイム'は、空間そのものが作品となり、そこへ自分自身が参加できる面白さがあります。中央に置かれた巨大な花崗岩が地球のようで、崇高な雰囲気を醸す金箔のオブジェは、まるで宇宙に輝く星のよう。
光と色の魔術師、ジェームズ・タレル作品はプロジェクターや蛍光灯、自然光などを使い独自の世界観を演出。人間の視覚に直接訴えかけるインパクトの強い空間が創り出されていました。
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miniさん/女性/年齢:30代/北海道在住、旅・読書・創作に意欲を燃やす30代女性です。神社仏閣巡りや自然を感じられる場所(海、山、川など)で過ごす時間も大好きです。与えられた時間と体を使って、今日を無駄にせずハッピーに生きましょう♪