- みんなの五つ星旅行記
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和歌山県/お山の上で心の垢を洗い落とす! 高野山の旅 vol.2
2010/04/21
前夜祭では、高野高校の生徒たちが作った巨大が灯篭が、夜道を練り歩きます。ド迫力のお大師さまが闇に浮かび、観客のテンションもUP
高野町のメインストリートを闊歩する(?)稚児行列。華やかな衣装を身にまとい、ちょっとおすまししている顔がなんとも、可愛いですね
来る平成27年は高野山開創1200年の節目の年なのだそう。そこでイメージキャラクターとして誕生したのがこちら「こうやくん」。青葉まつりを祝って壇上に登場。愛らしい表情で老若男女に人気です
今や、世界各国からツーリストが訪れる観光地・高野山には、一般観光客も利用できる宿坊が多くあります。肉・魚類を使わず、野菜やこんにゃくを肉料理、刺身などに見立てて作られる精進料理を頂けるところもあり、静寂に満ちたお寺で時間を過ごし、体に優しい精進料理を頂けば心身ともに生まれ変わるような気分に。時間は静かに過ぎ、日頃の慌しさや喧騒から離れて心の落ち着きを取り戻す。高野山は、そんな特別な場所です。
6月15日に行われる「青葉まつり」は、弘法大師空海の生誕を祝う御祭りで、高野山の年中行事の中でも最もエキサイティングなイベントです。前日の夜に行われる「前夜祭」から始まり、当日も雅楽奉納、鼓笛隊のパレード、稚児行列、舞踊・御詠歌…など、みどころ満載。ちょうど日程が重なり、楽しい御祭りの雰囲気を味わうことができました。
小さな子どもから年配者まで、お坊さんも含めて高野山に住む方々総出で一生懸命に作り上げる「青葉まつり」。パレードのほかにも、真言宗総本山・金剛峰寺で開かれた書道、華道、絵画の展示や茶道の体験(おいしいお茶とお菓子を頂ける)など、歴史ある高野山に受け継がれる文化の一端を垣間見ることができ、とっても充実した、熱い2日間でした。平成27年にはきっと、大規模な記念イベントが催されるのでしょうね。
高野山宿坊組合・高野山観光協会ホームページ
高野町(青葉まつり)
miniさん/女性/年齢:30代/北海道在住、旅・読書・創作に意欲を燃やす30代女性です。神社仏閣巡りや自然を感じられる場所(海、山、川など)で過ごす時間も大好きです。与えられた時間と体を使って、今日を無駄にせずハッピーに生きましょう♪