- こんな資格もってます
- それはいったい…ちょっと変わった資格を紹介します。
「毒物劇物取扱者」とは何か。
2010/06/28
芸能人では雨上がり決死隊の蛍原徹さんが持っていることで有名な「毒物劇物取扱者」の資格ですが、それを間単に説明します。毒物及び劇物取締法第7条に定められている、毒物・劇物の製造、輸入又は販売業を営む際に、専任の「毒物劇物取扱責任者」を置かなければなりません。その、資格者になるために必要なのが「毒物劇物取扱者」です。
試験はどんな問題が出るかといいますと、筆記と実地試験に大きくわかれ、その中の筆記試験は「毒物及び劇物に関する法規」・「基礎化学」・「毒物及び劇物の性質及び貯蔵その他取扱方法」の3つに分かれます。実地試験は、「毒物及び劇物の識別及び取扱方法」について行いますが、実際に毒劇物の名称を答えるような実地試験を行うところはほとんど無く、多くの都道府県ではペーパーテストで代用するため、実際のところは筆記試験のみと言えるでしょう。
ここまで、「毒物劇物取扱者」について説明してきましたが、ここからは毒物・劇物とは何なのかについて説明します。
まず毒物とは、判定基準を大人で換算した場合、誤飲などした時の致死量が2g程度以下のもので、法別表で27品目、毒物及び劇物指定令で82品目を定めています。例えば、シアン化水素・水銀・セレン・ニコチンなどです。次に劇物とは、判定基準を大人で換算した場合、誤飲などした時の致死量が2〜20g程度のもので、法別表で93品目、毒物及び劇物指定令で277品目を定めています。例えば、塩化水素・カリウム・クロロホルム・ナトリウムなどです。
その他に特定毒物と普通物というのがあり、特定毒物とは、毒物のうちで極めて毒性が強く、且つ広く一般的に使用されるもので、法別表で9品目、毒物及び劇物指定令で10品目を定めています。普通物とは、上記の物に該当しないものをいいます。
以上の毒物又は劇物を「毒物劇物取扱責任者」は保健衛生上の危害の防止にあたらなければなりません。
ヒットさん/女性/年齢:20代/東京都在住、ウインタースポーツ・モータースポーツが好きな20代女子です。粉物の食べ物や、スイーツが好きで良く食べに行きます。お酒にも目がないのでいろんな銘柄・種類に挑戦中です。