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鹿児島県／公園に、温泉に、お土産に…遊びどころがたくさん！鹿児島の桜島
2013/02/21
桜島と言えば、みなさんご存知の観光地だと思います。その雄大な姿、もくもくと吹き上げる煙が、桜島は今まさに息づいている「活火山」なのだと思い知らせてくれます。
桜島の観光に訪れた際、宿泊していた鹿児島市街のホテルの露天風呂にゆっくりつかってリラックスしていたところ、突然「ボンッ」という何とも言えない重厚感のある音がしました。反射的に桜島のほうを見ると、もくもくとあがる煙が。ほかの方は、鹿児島の方なのか、「なんてことないさ」といった風情で気にも留めていませんでしたが、私はドキドキしてしまい、すぐにお風呂からあがりました。桜島は、日々活動しているんだと驚きましたね。
桜島へは、鹿児島市街からフェリーで15分ほどです。1周はおよそ36キロほどであり、1時間ほどで周れてしまいます。意外にコンパクトな島なのです。
桜島の火山活動を感じてみたいという方には、溶岩なぎさ遊歩道がオススメです。遊歩道の両脇には、ゴツゴツとした黒い溶岩がそこかしこに転がっています。この溶岩は、大正時代の大噴火でできた溶岩だそうです。当時は一面を焼き尽くし、生命体など一瞬で消されてしまい、しばらくは植物も育たなかったそうですが、今は溶岩の上にもひょっこりと雑草が顔を出したりしています。雑草は、溶岩さえも突き破って生えてくるのですね。驚きです。
また、万が一桜島が噴火した際に避難するための壕が、そこかしこに設置されています。目の前で噴煙をあげている火口が見えるため、普段なら観光地では考えもしない避難経路を頭の中で思い描いたりしてしまいます。ある意味、桜島観光はスリリングですよ。
また、桜島には秘湯「龍神温泉」があります。こちらは、いわゆる「秘湯」といわれており、なんと男女混浴です。といっても、女性は一面にお経（？）が書かれた白い浴衣を着てはいるので、安心ですよ。まさに海と隣り合わせといったこの温泉では、雄大な錦江湾を見渡すことができ、お昼に入れば気分爽快です。波の音を聞きながら、青い空を眺めて入るお風呂は、まさに秘湯。とはいっても、たくさんのお客様がいらっしゃるのですが…。そこで繰り広げられるおしゃべりも、また楽しいものです。
ほかにも、子どもたちが思い切り楽しめる「恐竜公園」や、桜島や鹿児島の名産品を買い求めることができる「旅の駅桜島 桜島物産館」もオススメです。桜島は、丸1日、家族でゆっくり楽しむことができる素敵な観光スポットですよ。
オッチマーさん／女性／年齢：30代／兵庫県在住／フリーター、法律事務所職員、幼稚園教諭を経験後、現在は主婦＆もうすぐ3歳児のママを頑張り中。楽しいことが大好き、家族でおでかけが大好きです♪