こだわりの趣味
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ネアリカ/毛糸を貼るだけの簡単アート「ネアリカ」に夢中!

2010/04/11

さえら

メキシコ先住民が描く毛糸のビジョン…ネアリカ
「ネアリカ」という言葉をはじめて聞いたのは、世界を旅しながらアーティストとして活動をされているAKIRAさんのライブ会場でした。メキシコの山岳部に住む先住民・ウイチョル族の言葉で、2つの意味があるそうです。1つは「この世とあの世をつなぐもの」という意味、そしてもう1つは、毛糸を一本ずつ貼っていき、ビジョンを再現する絵画の意味です。本場メキシコでは、シャーマンがヒクリという幻覚サボテンを食べた後に見たビジョンを、鮮やかな色彩の毛糸で描いているそうです。

AKIRAさんは直接現地でその技法を学び、独自のネアリカを展開。小さな子供からお年寄りまで誰でも作ることができるネアリカを、ワークショップなどで広めています。

元来毛糸が好きなのと、絵を描くことが好きなわたしは「これだ!」と直感、ライブが終わってまもなく、ネアリカ制作の準備をはじめました。といっても、100円ショップできれいな色のアクリル毛糸、そして木工用のボンドを買い、画材屋さんでセール価格になっていたキャンバスを購入しただけ。帰宅後デザインを考えてメモ用紙に下絵を描き、それをキャンバスに写していきます。後はイメージをふくらませて毛糸を貼っていくだけです。

夢中で毛糸を貼っていく時間が楽しい!
下絵に沿ってボンドを置き、その上に毛糸を一本一本貼っていく。作業はその繰り返しです。下絵から少しくらいずれたとしても、ボンドがはみ出ても大丈夫。貼っているその時間の中で考えながら進めていくのもまた楽しいのです。アクリル毛糸は一本が意外と太いのでF6〜8のキャンバスなら、どんどん毛糸に覆われていきます。そしてある程度形になってきたら、少し離れた場所から眺めてみます。すると、どうでしょう。想像以上にすてきな絵画ができ上がっています。毛糸のぬくもり感も、とてもイイ感じに♪

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ライタープロフィール

miniさん/女性/年齢:30代/北海道在住、旅・読書・創作に意欲を燃やす30代女性です。神社仏閣巡りや自然を感じられる場所(海、山、川など)で過ごす時間も大好きです。与えられた時間と体を使って、今日を無駄にせずハッピーに生きましょう♪