みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

台湾/台湾で食べた忘れられない味

2010/04/04

かれこれ約10年くらい前のことなのですが、日本のお隣の国である台湾に友人と行ってきました。台湾には、それはそれはほっぺたがおちそうなくらい美味しいものがたくさんあって、生まれて初めて本場で中華料理を食べたのですが、その中でも1番感動した食べ物と言えばやはり「北京ダック」ではないでしょうか。

街を歩いているとあちこちのレストランの入り口にキレイに焼かれた北京ダックが丸ごとぶら下がっており、その焼かれたダックの皮を餃子の皮のようなもので巻いて特製味噌ダレにつけて食べてみると・・・ダックの皮はパリパリしていてとても香ばしく、食べた瞬間にじゅわ〜っとダックの油が口の中で広がり、この時本当に台湾に来て良かったな〜って思ったことを今でも忘れられません。

日本でもいろいろな中華料理を食べたことがあるのですが、本場で食べる中華料理と日本で食べる中華料理の味というのはこんなにも違うものだと台湾に来て感じました。台湾には夜市らしいナイトマーケットが至る所にあったのですが、そこで食べた小龍包(ショーロンポウ)なんかも、作りたてホヤホヤで食べた瞬間に肉汁が垂れてきてとってもおいしかったです。それを食べるために約30分ほど待たされたのですが、待った甲斐があるくらいそりゃ〜おいしくて食べていた中国人の方は、それを黒っぽいお酢につけて食べていました。で、私もレンゲにそのお酢らしきものを入れてつけて食べてみたのですが、一口目は何とも言えない味。おいしいかまずいかもよくわからず、でも日本のお酢のように酸っぱくはなく、更に試しているうちに小龍包の肉汁とお酢が妙にマッチしていていつの間にかはまってしまいました。

他にも水餃子や生煎包(日本で言う肉まんみたいなもの)、麺類などいろんなおいしい食べ物屋があったのですが、歩いているとどこからか鼻につく臭いが・・・その臭いの原因である「臭豆腐」(油で揚げてある豆腐)は、字のごとく本当に私には臭く感じたのですが、現地の人はおいしそうに食べていました。あの臭いの味がするわけはないかも?っと試しに食べてみると・・・あの臭いそのものでした。しかし、食べてみると案外病みつきになるもので、このように本場の中華を味わうということは、台湾旅行の醍醐味のひとつだと思います。

関連記事
ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」