マカオってどんな所?
中国在住のLiccaさんが驚きのマカオを紹介します。

エキゾチックでゾクゾクする街

2011/02/25

珠海からマカオへの国境(イミグレーション)

珠海からマカオへの国境(イミグレーション)

まずマカオがどこにあるか下の方にある地図を見ていただきたい。中国大陸の南(海岸)側、広州から南西へ約150キロ、香港からだと南西へ約70キロ行った所にあり、マカオは広東省の珠海市と陸上で繋がっているので、陸路を歩いて渡ることができます。

中国へ返還されているとはいえ、未だマカオと珠海の間では国境扱いされており、パスポートを提示し出入国審査が必要なのですが、日本人の場合は、30日間以内の滞在であればビザなしで入国することができます。ちなみに中国へは15日間以内の滞在であればビザは要りません。

みなさんもご存知のとおり、もともとマカオは、ポルトガルの植民地であり、1999年12月20日に中国へ主権が返還され、中華人民共和国澳門特別行政区となったわけですが、マカオは、不思議な空間に包まれている国(街)であるとそう感じました。

中国の歴史や文化もあれば、ポルトガルの歴史や文化も跡足を残しており、古いポルトガルの国と、新しい中国の国の街並みが混ざり合ったような場所とでも言いましょうか、他国では見られないようなエキゾチックな雰囲気がマカオにはあります。

1513年にポルトガル人がマカオに上陸してから約500年が経とうとしていますが、ポルトガル人もたくさん見かければ、ポルトガルの街の雰囲気が未だに残っており、特に「マカオ歴史街地区」は、ポルトガルの西洋風さ、そして、中国の東洋風さが融合した歴史ある街のエリアとして、2005年の7月に、ここら一帯にある22箇所の建物と、8箇所の広場がユネスコ世界遺産(文化遺産)となりました。

マカオは、珠海市と隣接しているマカオ半島と、その南側に位置しているコタイ島の2つの島から成り立っており、もともとコタイ島は、タイパ島とコロアン島という2つの島だったのですが、島の間が埋め立てられてしまい、現在では一つの島(コタイ島)となっています。

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」