湖北省ってどんな所？: 中国在住のLiccaさんが驚きの湖北省を紹介します。

時代に取り残された気分になる鳳凰古城

2010/12/15

鳳凰古城：奥に見えるのは、虹橋と風雨楼です。

酒を甕（かめ）に入れて熟成させている酒屋

ペットボトルに自分が好きなお酒を入れてくれます。

芙蓉鎮を散策した後は、「鳳凰古城」へ行きました。
鳳凰古城は、春秋戦国時代から続く中国で1番美しいと言われている古鎮であると言われており、村の中心を流れている川を目の当たりにすると、そこはまさに神秘的な空間が広がっている。

古い吊脚楼（川沿いの建造物を木で支えている）があったり、向こう側には鳳凰古城のシンボル的存在の虹橋が見え、橋の上には大きく伝統的な建造物が乗っかっているようであるが、これは風雨楼と呼ばれているそうです。

さて、ここでは自由行動だったので村の中を探検してみた。
昔の姿のまま今でも残っている古街は大変貴重なものであり、一歩一歩歩くたびに小民族の世界に引き込まれていくような感じで、一瞬、時代に取り残された気分になる。

村の中を、地元の人達が生活している場をのんび～り歩かせてもらったが、彼らは我々観光客を構わず、食事をしていたり、川で洗濯していたり、家の外に座ってただぼんやりしていたりするが、もし私が生活している場所が観光地化されて、ズカズカと観光客が入ってこられたりしたらどうであろうか？などと考える。きっと睨みつけてしまうであろう。

ですが、この村の人達は笑顔で迎え入れてくれます。たとえ、それが観光客目的に商売をしていたとしても、何だかその笑顔を見ると不思議と心が和みます。ツアーのため、あまり時間がなくて周りきれませんでしたが、もし鳳凰古城へ来ることがあれば、時間があるのであれば、村の中を迷い彷徨ってみるのもいいかと思います。

また、お酒好きの方には朗報です！
酒を甕（かめ）に入れて熟成させている酒屋があるのですが、言えば無料で試飲をさせてくれ、ボトルに好きなお酒を入れてくれてお持ち帰りができます。桃風味の酒を試飲したところ、ほんわ～り甘くて美味しかったので、2Lのボトル2つ（合わせて4L）お持ち帰りしたのですが、家にたどり着くまでの3日間で全部飲み干してしまったくらい本当に美味しくて飲みやすいお酒でした。もしお土産にするのが大変であれば、是非試飲だけでもされてみて下さい！

ライタープロフィール

Liccaさん／女性／年齢：30代／現在は中国在住／ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その２年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球！いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉：「出合いのよろこび」