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- 中国在住のLiccaさんが驚きの湖北省を紹介します。
古き良い中国の村を見るなら芙蓉鎮
2010/12/14
湖南省の有名な観光名所「芙蓉鎮」(ふうようちん)
「芙蓉鎮」の映画に出てくる米豆腐店。
くん製にされた豚の顔が並んでいます!
目にはビー玉を、口にはくわえタバコをさせられている豚のくん製
もう大分前の事になりますが、日本でも公開されたと言う中国映画「芙蓉鎮」(ふうようちん)の舞台となった村へ行ってきたのですが、あまりにも観光客が多くてびっくりしました。そのほとんどが中国人観光客なのですが、日本でも映画が公開されたことからか、日本人観光客団体も多く見かけました。
何でも、映画で使用される前は、「玉村」と言う名前の村で、小民族が普通に暮らす静かな村だったそうなのですが、映画の舞台となったことで、それ以来「芙蓉鎮」と呼ばれるようになり、今では、湖南省の有名な観光名所として賑わいを見せています。
「芙蓉鎮」の映画を事前に見ておけば、もっと楽しむことができたかもしれませんが、さすが映画の舞台だけあってか、美しい!景色も美しければ、一歩路地裏に入ってみると、そこには人々の生活の匂いが漂っていて、立派な家ではないけれど、きっと貧しいんだろうけど、とても美しい村という印象を受けました。
芙蓉鎮のストーリーを簡単に言えば、文化大革命(中華人民共和国の建国を宣言した毛沢東によって引き起こされた大規模な権力闘争)を背景に、激しく厳しい苦難を乗り越えていく一人の女性の人生を描いたもので、映画にも出てきたという米豆腐店は、そのままの姿なんだとか。米豆腐って言うから何かと思いきや、食べてみると、すいとん?!のような食感で、スープは薄めのしょうゆ味であっさりしていて、素朴な食べ物。ちなみにお値段1杯3元(約40円)と食べて損はしませんので、是非お試し下さい。
それよりも!恐ろしいものを発見してしまいました!!
な・何と!豚の顔が並んでいる!!!
え?!これ本物??っと聞くと、くん製にしてあるそうで、さ・ら・に!!
目にはビー玉を、口にはくわえタバコをさせられている豚ちゃん発見!!
ピーピーギャーギャー言っている私を楽しそうに店の人は見ていましたが、これは、特別の日に食べるんだとか。
え?これ・・食べる・・の?っと何だか夢に出てきそうな豚のくん製である。観光地なんだけれども、人々生活の場でもある芙蓉鎮は、とても風情のある古き良い中国の村ですので、是非湖南省へ行かれた際には足を運ばれて見てください。
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Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」