みんなの五つ星スイーツ
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老舗の味-鶴屋八幡の絶品もなか

2010/11/02

日本の代表的な和菓子のひとつにもなかがあります。もなかはもち米の粉に水を加えてこねた作った皮であんこを包んだお菓子です。原型は江戸時代に作られ今の形になったのは明治以降だそうです。

もなかが誕生した江戸時代から現在までその伝統を守り続けているのが、大阪にある老舗和菓子店「鶴屋八幡」です。鶴屋八幡は文久3年(1863年)に創業されその商品は当時から大阪の名物として有名だったようです。今では多くの種類の和菓子を製造、販売していて羊羹、どら焼き、せんべいなどがあります。その中でも私が一番好きなのは「百楽」という名前のもなかです。私はこのもなかを知ってから他のもなかを食べなくなってしまいました(もともともなかはあまり好きではなく滅多に食べていませんでした)。食べるときも1つ1つゆっくり味わいながら頂きます。それくらい大好きなもなかなのです。

この百楽の美味しさはなんといってもあんです。小豆は豆で有名な京都丹波の大納言小豆が使われており素材へのこだわりが見られます。その小豆を使った粒あんは粒のしっかりとした食感と絶妙な甘さがなんとも言えません。和菓子に使われる粒あんの中でこんなにしっかりと粒が残っているものを食べたのはこのもなかが初めてでした。この粒あんがもなかの中にずっしりと詰まっています。そしてこの粒あんが、柔らかくて口どけの良いしっとりとした皮とよく合い上品な味わいを出しているのです。それからこの百楽は形が四角く4つに割れるように切り込みが入っているので食べやすくなっています。

百楽は1個200円でもなかにしては少々高めかと思います。でもそれだけの価値はあります。食べてみれば一目瞭然ならぬ一口瞭然(?)です。実際「もなか=鶴屋八幡の百楽」というファンの人が多いようでその人気は根強いものです。本当にそんなに美味しいの?と思われる方、どうぞ一度だまされたと思って食べてみてください。もう1個食べたい!でも大事に食べたい。そんな風にこのもなかを好きになると思います。

鶴屋八幡 百楽のHP

ライタープロフィール

ビッキーさん/女性/年齢:20代/千葉県在住、TOEIC 915点(リスニング満点取得)。旅行と食べ歩きが趣味のアラサー女性です。日頃はカロリー控えめのヘルシーな料理作りに励んでいます。