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フランスの栄光を見る・ヴェルサイユ宮殿

2011/06/26

ヴェルサイユ宮殿内部

ヴェルサイユ宮殿内部

フランス革命を主題にしたマンガもありますし、フランスの宮廷文化の象徴としてヴェルサイユ宮殿をご存知の方も多いことでしょう。パリ市内からRERのC線で約40分、終点のヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ駅から徒歩約5分の所にヴェルサイユ宮殿はあります。

宮殿の敷地はとても大きく、できればヴェルサイユ宮殿観光のために一日とった方が良いと思います。周囲にはレストランもありますが、一度敷地内から出なくてはいけませんし、できれば昼食は持参した方が良いかもしれません。

宮殿内部に入ると、きらびやかな装飾や壁画・天上画が目に入ります。それぞれの部屋はもちろん、通路に至るまで豪華な装飾を凝らしたヴェルサイユ宮殿の中でもひときわ明るく豪華なつくりとなっているのが、「鏡の間」です。この部屋には大窓があり、壁面にはめ込まれた鏡がその大窓からの光を受けるようにつくられています。ヴェルサイユ宮殿には、現在の人々の生活にはかかせないと思われる「ある部屋」がつくられていないそうです。その大事な部屋とは「トイレ」です。もちろん現在は観光客のためにトイレがつくられていますが、ヴェルサイユ宮殿がつくられた当時、トイレは宮殿内にはなかったそうです。とはいえ、その当時の人だって用を足さなかったわけではありません。実際には、廊下の隅などで人目を避けて用を足していたそうです。その姿を見られないために、当時の女性のスカートはすそが広がっていたそうです。それを聞いてからヴェルサイユ宮殿内の廊下を歩くと、ちょっと不思議な気分になりました。

宮殿内はもちろん、庭園も整備されていてとてもキレイですのでゆっくりと散策されることをおススメします。パリ市内からRERで行くこともできますが、旅行会社によってはパリ市内を基点とする日帰りツアーも企画されていますので、ガイドの話を聞きながらヴェルサイユ宮殿を見学したいという方には日帰りツアーもおススメです。私も、そういった日帰りツアーでヴェルサイユ宮殿の観光をし、トイレの話などをガイドの方から聞きました。

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ライタープロフィール

ツカサさん/女性/年齢:30代/東京都在住、読書、ゲーム、音楽鑑賞、パソコンいじりが好きで、行列と人ごみが苦手なインドア派です。ひとまずなんでも疑ってみる性格で、理屈っぽいと良く言われます。